もうレンタルは卒業して自分用のスキーを購入しようとしていますか? それとも今シーズンに使うには少しくたびれてしまったスキーの買い替えを検討中でしょうか?あるいは、新しいスキーをコレクションに加えようとしているところでしょうか?ここでは、あなたのスキースタイルにベストマッチしたスキーの選び方をご紹介します。

完璧なスキー用品の購入を検討しているならば、適切なブーツを探すことから始めましょう。ブーツの選び方はこちらの記事を参照してください。

あなたのスキースタイルにマッチしたタイプのスキーを選びましょう

あらゆる斜面や滑り方に合わせて様々なタイプのスキーモデルがあり、さらにそれぞれの技術レベルに合わせたモデルがあります。一見すると、ゲレンデ用のスキーでもパウダーが滑れるように思えますが、実際にはそうではありません。そこであなたのスキータイプにマッチしたタイプのスキーを選ぶことがとても重要なのです。

オンピステスキー

圧雪されたゲレンデでカービングターンをするのが好きなら、オンピステスキーを選ぶのが一番良いでしょう。たまにスキーを楽しみたいだけの方、常に技術向上を目指している方、あるいはレースに挑戦しようとしている方も、オンピステスキーの中から自分に合ったスキーを見つけることができるでしょう。

スキー技術のレベルによって多少の違いはありますが、一般的にオンピステスキーは硬くて幅が狭い(足元のスキーウエスト幅が85mm以下)ので、ハードパックされた雪面にしっかりグリップしてスタイリッシュにターンをすることができます。

スキーのサイドカット径はそのスキーサイズ(スキートップ、ウエスト/足元、テールそれぞれの幅)によって決定づけられます。このコンセプトはパラボリックスキーではっきり分かるでしょう。小さいサイドカット径(14m程度)ではタイトなターンが、大きいサイドカット径(17m以上)ではより大きなターンができます。

年に数回スキーに行く程度の初中級レベルのスキーヤーであれば、初級ゲレンデ用に作られたスキーが適当でしょう。一般的にこうしたスキーは柔軟性があり、72〜84mmのウエスト幅になっています。安全で取り扱いしやすいように設計されています。小さなサイドカット径で、ゆっくりのスピードでも比較的クイックなターンができます。心から、雪、太陽、そして山々を楽しむのに最適なスキーです!

ウィメンズスキー

メンズスキー

Man skiing
Competition skis

ゲレンデ中にターン弧を刻みたい、より積極的なスキーヤーには、パフォーマンスレンジスキーが向いています。スピードに強く、体力と確実な技術レベルがあるスキーヤーであれば、しっかりした反応の良いスキーが最適でしょう。クイックなターンを可能にする小さな径から、ダイナミックなターンに向いている大きな径の範囲から好きなサイドカットを選ぶことができます。特に技術レベルの高いスキーヤーであれば「レース」スキーも選択可能です。このスキーは、プロの競技スキーヤー向けのスキーと同じ技術で開発されています。

競技スキーは、各アルペンスキー競技(スラローム、ジャイアント・スラローム、スーパー・ジャイアント・スラローム、ダウンヒル)ごとのマテリアル規制に準拠しており、クラブに所属してレースに参加するような人を対象としています。

普段フリーライドを楽しんでいる方なら、バックカントリーのコンディションが良くない時にも使用できるように、オンピステスキーも一式揃えておくと良いでしょう。

オンピステスキーについてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参照ください。

フリーライドスキーとオールマウンテンスキー

パウダースノーの誘惑に耐えられない。」「ゲレンデじゃ物足りない。いつでも状態の良い雪上でワイルドに滑りたい。」そうだとしたら、間違いなくあなたはフリーライダーです!

フリーライドスキーは、パウダーの上にスキーヤーを押し上げるために幅広になっています(ウエスト幅が90〜120mm)。先端が柔軟で大きくロッカー形状になっている(時にはキャンバーが逆剃りしていることもある)ので、ショックを吸収しやすく、まるでパウダーの上に浮き上がっているかのような感覚を得ることができます。ロッカーって何?キャンバーって何?そんな疑問を持った方は、フリーライドスキーの選び方について詳しく書いてあるこちらの記事をご覧ください。あとはパウダースノーを探すだけ!

ゲレンデでもオフピステでも同じようにどんなシーンでも使えるオールラウンドなスキーは、オールマウンテンスキーと呼ばれます。このタイプのスキーは、ゲレンデ用に設計されたスキー(ウエスト幅約85〜90mm)よりも大きく、パウダーむけの柔軟なスキートップと革新的なチップロッカーを備えています。このスキーならどんなところでも滑ることができるでしょう。どこでスキーをするかによって、スキーの性格をゲレンデ寄りなのかバックカントリー寄りなのか、5対5あるいは3対7(この場合はフリーライド指向のスキー)で選ぶことで絞り込むことができます。

ウィメンズスキー

メンズスキー

Freeride and all-mountain skis
Freeride and all-mountain skis powder snow

バックカントリーツーリングスキー

喧噪から離れ、広大な雪上でのランディングを求めていますか?スキーでハイクアップするのを楽しむことができますか?その場合はバックカントリーツーリングスキーがおすすめです。

バックカントリースキーは、特有の装備が必要な今人気急上昇中のスポーツです。道具選びの際、ビンディングやブーツを選ぶのと同じくらいスキー重量は重要な要素になります。

通常、クラシックツーリングスキーはとても軽量で、ウエスト幅は75〜80mmです。トップはロッカー形状になっており、トップ、ウエスト、テールの寸法はほとんど一緒です(これらのスキーは放物線状になっていません)。この形状のため、柔らかいパウダースノーから簡単に抜け出すことができ、ハードパックされた斜面でもしっかりグリップします。

ツーリングスキーの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

どのような状況に遭遇する可能性が最も高いですか? 私は、ひとつの事に特化したスキーよりも、多くの事をうまくこなせるスキーの方がずっと好きです。谷から山がどのようになるかを予測することは、いつ何時も難しいことです。

Chris RUBENS

フリースタイルスキーとスノーパークスキー

スノーパークやハーフパイプでトリックを決めるなら、フリースタイルスキーが必要でしょう。高い柔軟性は衝撃吸収性を生み出し、その形状は最大限の操作性を引き出します。雪上と同様に空中でも快適だと感じるスキーヤーを対象としたスキーになります。ツインチップとテールは、ジャンプのアプローチをしやすくし、後ろ向きにスイッチして滑ったり着地したりすることもできます。

このタイプのスキーは、何よりスタイルが重要です

テレマーク

テレマークはノルウェーで最初に登場しました。1868年にテレマーク地方にちなんで命名されました。これが後にアルペンスキーと呼ばれることになるスポーツの前身となります。テレマークのビンディングとブーツは、アルペンスキー用とは異なり、踵が解放できるようになっています。膝を曲げてターンする技術が特徴です(外側のスキーを前方にスライドさせて膝を深く曲げ、内足は踵をあげる)。この動きは他では例がなく、肉体的にも負担が掛かります。

テレマーク専用のスキーもありますが、踵が解放できるテレマーク用のビンディングをつけることでアルペンスキーを使うこともできます。

ウィメンズスキー

メンズスキー

スキーの長さの選び方

スキーの幅は主にスキーのスタイルによって決まりますが、スキーの長さの選び方は、体格と技術レベルに関係します。クロスカントリースキーのように、多くのスキーメーカーが体重に基づいてスキーの長さを選ぶ方法を提唱しています。また、身長から推奨のサイズを選ぶ方法もあります。

  • オンピステスキー:身長マイナス5cm〜15cm
  • オールマウンテンスキー:身長マイナス10cmから身長と同じ長さまで
  • フリーライドスキー:身長プラス5cm〜10cm
  • バックカントリースキー:身長プラス5cm〜マイナス5cm
  • ツーリングスキー:身長マイナス5cm〜10cm
  • フリースタイルスキー:身長マイナス10cmから身長と同じ長さまで

これらのパラメーターの範囲内であれば、長いスキーほど大きなターン時の高速安定性が良くなります。また、長いスキーは柔らかいパウダースノーの中で浮きやすくなります。一方、短いスキーは、軽くてクイックなターンで操作性を発揮します。身長に比べて体重がある場合、しっかりしたスキーで範囲内の長めのサイズを選んでください。

あなたのスキースタイルに合ったスキーを選ぶためには、多くの要素の検討が必要です。-幅、剛性、キャンバー、形状の全てが重要です。これらの要素は全てスキーの操作性に影響します。オンピステ、オールマウンテン、フリースタイル、それともスキーツーリングか?自分のスタイルに合ったスキーの方向性を決めれば、あとは滑りに集中するだけです!

ウィメンズスキー

メンズスキー

スキーギアを購入する際、ビンディングとスキーがセットになったパッケージが購入しやすいため、ビンディングのチョイスは盲点になりやすいものです。しかし、ビンディングは自分のスキースタイルや技術、そして筋力レベルに適したものを選ぶべきです。スキーブーツとの互換性も確かめなければいけません。ここでは適切なビンディングを選ぶためのアドバイスをしていきます。

ビンディングなしのスキーかありのスキーか?

スキーはビンディングなしのスキー単品で販売されたり、同じメーカーのビンディングが取り付けできるプレートがついた状態で販売されたりします。

一般的に、フリーライド、フリーツーリング、スキーツーリング、フリースタイル用のスキーは、ビンディングが付いていない状態で販売されます。そのため、幅広い選択肢の中から自分に最適なビンディングを選ぶことができます。ここでは、ビンディングを選ぶ時のポイントについて説明します。

アルペンスキーとオールマウンテンスキーは、一般的にはプレートが取り付けられており、ビンディングとセットで販売されています。メーカーがそのスキーに合うビンディングを選定しているのです。しかしながら、自分のブーツとDIN解放設定レンジとの互換性の確認が必要になります。異なるDIN設定と調整に関する詳細は後述します。

もしスキーのタイプで迷ったら、こちらのコンテンツをご覧ください

最も多くスキーをする場所、またはスキーをしたい場所のためにスキーを選択してください。スキーリゾートとバックカントリーでのそれぞれでの時間と目標を測定し、それに基づいて選択します。

Cody TOWNSEND

スキーヤー

自分のスキータイプに合ったビンディングの選び方

まず、自分がどのようにスキーを楽しみたいのか考えましょう。グルーミングバーン、スノーパーク、スキーツーリング。それぞれのシーンで必要なものが違います。

基本的にグルーミングバーンで滑る

とにかく楽しくスキーをしたい。それなら持久性と快適性を求めるべきでしょう。おすすめは、簡単にステップインできる、主にプラスチック製の軽いビンディングです。

高速ターンを楽しみたい上級者の場合は、足元でしっかりグリップするダイナミックかつ精巧なビンディングが必要になります。このようなビンディングには、鉄やアルミニウムの金属パーツが使われています。また、大きな外力に十分に耐えられるように設計されています。ブーツはつま先に向かって少し前傾し、雪面からの高いポジションをつくるため、エッジのホールドがよくなります。

ウィメンズビンディング

メンズビンディング

Focus on on piste bindings 1
Focus on on piste bindings 2

フリースキー(フリーライド、フリーツーリング、フリースタイル)をする

フリーライドやグルーミングバーンを超えて滑るためには、軽量なビンディングを選ぶ必要があります。

脚部の運動をスキーへダイレクトに伝える伝達性能は、エッジの切り替えコントロールをしやすくします。弾性が高いビンディングは衝撃吸収性を向上させるので、滑走中に雪面からの衝撃を受けても外れにくくなります。このタイプのビンディングは、スキーを身体の一部のように感じさせ、感覚的に雪に近づき、パウダーの中で『浮いている』感覚を強めます。

フリースタイルの練習時、柔軟性のあるビンディングはジャンプ着地時に衝撃を吸収するように作用します。

フリーツーリングでは踵が解放できるビンディングを使わなければなりません。スキンをつけたスキーを履いてハイクアップする時に、踵が上がることで『歩行』できるようにします。テックビンディング(軽量でハイクアップ性能が高い)あるいはフレームビンディング(滑降時の安心感がある)のいずれかを選ぶことができます。

サロモンがフリーツーリングに最適な、アルペンスキー用とテックビンディングのハイブリッドビンディングであるShiftをリリースしたことで、注目を集めています。

ウィメンズスキービンディング

メンズスキービンディング

Focus on freeride bindings 2
Focus on freeride bindings 1

スキーツーリングをする

スキーツーリングでは、自分の脚力とスキンを使ってハイクアップするので、軽くて踵が解放できるフリーヒールビンディングを使わなければなりません。フレームビンディングやアルペンビンディングと比べて、転倒時にスキーからブーツが外れる機能であるリリーストリガーに多少不安があっても、テックビンディングはスキーツーリングに最も適しています。

ビンディング軽量化のためには、アルミニウムやカーボンといった高性能な材料が必要です。このため、軽量なスキーツーリングビンディングは価格が高めになっています。

テレマークスキーをする

テレマーク用のビンディングは、テレマーク用ブーツ同様にスポーツ用に設計されています。膝を深く曲げてターンするテレマーク特有の技術を使う時に、踵が上がるようになっています。

テレマークビンディングには規格が2種類あります。旧規格である75mm Nordic Normのケーブルビンディングと、最新のより広いレンジのスキーに適したNew Telemark Norm (NTN)規格のビンディングです。

技術レベルと体重に合ったビンディングの選択

矛盾しているようですが、ビンディングの最も重要な安全面での特徴は、解放されるかどうか、もっと正確に言えば「解放範囲」になります。転倒した時に、この解放システムが特に膝を保護して怪我を防ぐのに役立っています。

解放値がそれぞれのスキーヤーに適合していることを確認するため、ビンディングのヒールピースとトゥピースに対して標準的な調整を行う必要があります。これはDIN設定と呼ばれ、通常1から13のスケールで測定されます。適切なDIN設定を見つけるために、5つの尺度(体重、年齢、身長、技術レベル、ブーツのソール長)に基づいた相対表があります。

ビンディングのDIN設定に関しては、スキー取り扱い店へお問い合わせください。

ビンディングとブーツの規格

近年、スキーブーツやビンディングの新しい規格が導入されました。これに伴って、両者間の互換性が体系的に評価されるようになりました。

スキーブーツの主な2つの規格

  • アルペン規格(ISO 5355)は、硬いプラスチックでできたフラットなソールを持つブーツの最初の規格でした。
  • 丸みを帯びたソールによって自然な歩行感覚を実現するのがツーリング規格(ISO 9532)です。この規格により、スキーツアーのみならずアルペンスキーでもGripWalk(グリップウォーク)は一般的に使われるようになりました。

ウィメンズスキーブーツ

メンズスキーブーツ

超軽量のテックツーリングビンディングは、これら2つの規格には分類されません。

技術検査協会(TUV)は、スキーとビンディングの適合性の認証機関です。

  • 特定の認証がないアルペンスキービンディングは、アルペン規格のブーツのみと互換性があります。
  • GripWalk商標(ビンディングに付いているロゴ)のあるビンディングは、アルペン規格のブーツにもGripWalk規格のブーツにも互換性があり、ビンディング調整は不要です。
  • 専門のアルペンビンディングは2種類のブーツ規格と互換性がありますが、使用されるブーツのタイプによって、トゥーピースの調整が必要なケースがあります。サロモンのMNCビンディングはこのケースに該当します。
  • ピンビンディングとも呼ばれるスキーツーリング用テックビンディングは、一般的に規格を想定しておらず、メタルピンシステムのツーリングブーツにだけ互換性があります。

ブーツとビンディングについては、スキー取り扱い店に確認してみましょう。

幸いなことに、スキービンディングの色使いを規定するような規格はありません。自分のスキータイプやブーツに合ったビンディングであれば、お好みのカラーを選ぶことができます!

スキーに関するその他コンテンツについては、ストーリー&ガイドをご覧ください。

従来、スキーゴーグルは悪天候時でしか使用されませんでしたが、今日では眼を保護するために、どんな気象条件の時にも不可欠なアイテムとなりました。加えて言えば、ゴーグルはとてもスタイリッシュです!取り入れているテクノロジーとモデルによって価格帯に幅があるため、選ぶのは簡単ではありません。ここでは、顔の形や使用条件に合ったゴーグを選択するためのキーとなるアドバイスをいたします。

なぜサングラスではなくスキーゴーグルなのか?

滑走している間、スキーゴーグルは眼と顔を完璧に保護します。

紫外線(UV)からの保護

ゴーグルのレンズは、太陽光線から目を保護し紫外線を100%カットすることにより、眼へのダメージを防ぎます。高度が高くなるほど太陽光線は強くなり、雪もより眩しく見えます。そのため眼を保護することが不可欠です。

光フィルター

天気の良い日には、山岳地での太陽光はとても強くなります。眩しさで眼がくらんだり痛めたりしないように、強い光を遮るレンズが必要です。

一方、悪天候時は、ゴーグルのレンズは紫外線を100%遮断しつつも、地形の変化を捕らえやすくするために、光を取り込む必要があります。

風、雪、異物、太陽からの保護

正しく着用することで、スキーをしている間ゴーグルは風から眼を保護してくれます。悪天候の時は、雪や雨からも守ってくれます。また、太陽や眩しさかも防いでくれます。木の茂みに飛び込んでしまったり、何かの破片にぶつかったりしても、ゴーグルが眼へのダメージを防ぎます。

様々な処理を施すことによって、例えば視認性が向上したりコントラストが強調されたりするという様に、レンズ効率を向上させることができます。

スキーゴーグルは、サングラスよりも防水性が高いため、より高い保護力を持ちます。転倒した時も、ゴーグルは柔軟なので顔を保護してくれますが、サングラスは割れやすく、負傷する場合があります。

ウィメンズゴーグル

メンズゴーグル

On piste goggles

@LouisGarnier

ゴーグルレンズの選び方

装着時の快適さや光学特性を向上させる処理と、多くのテクノロジーが融合され、スキーゴーグルのレンズ性能は大きく改良されました。もちろん、取り入れているテクノロジーが多いほどゴーグルの価格は高くなります。

保護指数

全てのスキーゴーグルはEN174規格に準拠しなければならず、眼に有害な紫外線を100%カットする必要があります。レンズのカテゴリーは遮断される光の量(可視光線透過率 VLT ; Visible Light Transmission)で表され、気候条件に応じて適切なものを選択します。

  • カテゴリー0:80%以上の光がレンズを透過します。ナイタースキーに適しています。
  • カテゴリー1:43%〜80%の光がレンズを透過します。悪天候や霧の条件に最適です。レンズの色はクリアです。
  • カテゴリー2:18%〜43%の光がレンズを透過します。このレンズは、曇りの日や日陰での滑走時に適しています。
  • カテゴリー3:8%〜18%の光がレンズを透過します。日当たりの良い条件での使用に適しています。
  • カテゴリー4:可視光の8%未満がレンズを透過します。このカテゴリは、高地や氷河での極端に強い光度の元で使用されます。レンズの色は非常に暗いです。

スキーゴーグルはスタイルが重要です。スタイリングに続いて、視野が広く、鼻にかけて付け心地が快適なものを探します。 Salomon X/Max は、私にとって非常にうまく機能するゴーグルです。

Mike DOUGLAS

スキーヤー

レンズの色合い

見た目だけでなく、レンズの色合いによってゴーグルをさまざまな光の条件に適応させることができます。

  • ピンクまたは黄色:コントラストがはっきりするので、悪天候下での地形の視認性が良くなります。
  • 茶色またはグレー:晴天の条件下で色の歪みが少なくなります。

調光レンズ

調光レンズは、光の強度によって異なる反応をする顔料が使われたレンズです。気象条件(悪天候でも晴天でも)に適応して、カテゴリ1から3の間で色合いが変化します。

この技術を採用したレンズは通常のレンズよりも高価ですが、スキーヤーやスノーボーダーの間で人気が高まっています。調光レンズがあれば、別なゴーグルやレンズの購入が不要となるため、山ではとても実用的です。

調光レンズであれば、天候に左右されることなく同じゴーグルとレンズを使用できます。

偏光レンズ

偏光レンズは雪面からの反射光の眩しさを軽減しますが、凍った場所は見づらい場合があります。

曇り止めコーティング

最近のスキーゴーグルのほとんどは、ダブルレンズを採用しているので、曇りにくくなっています。

曇り止めコーティングはレンズ内側に施されています。ゴーグルが濡れても、コーティングを剥がさないようにゴーグルの内側には触れないでください。レンズ外側の防水コーティングは雪や水分がレンズに付着するのを防ぎます。

傷防止コーティング

傷防止コーティングは、レンズ寿命を延ばします。

カラーコーティング

レンズにカラーコーティングすると良好な視界が得られます。ただし、壊れやすくなります。

最新のテクノロジーに、地形を詳細に識別しやすくするための顔料と、強化されたコントラストがあります。サロモンのSigmaシリーズにも同じテクノロジーが採用されています。

シリンドリカルレンズと球面レンズ

レンズには2種類の形状があります。(シリンドリカルと球面)

  • シリンドリカルレンズは、フラットな2Dレンズで、水平方向に広い視野を提供します。ビンテージスタイルが好きなスキーヤー向けです。
  • 球面レンズは、球面設計の3D構造なので、水平および垂直方向に広い視野を提供します。

スキーゴーグルの構造

ゴーグルを購入する際、レンズの品質は重要な検討要素となります。また、ゴーグルの構造がどうなっているかにより、快適さや形状が影響されることも考えなければなりません。ゴーグルの構造には、フレームクリップ、フォームパディング、ストラップ、レンズ交換機能の有無などの様々な要素があります。

レンズリム

3種類のレンズリムがあります。

  • フルフレーム:ゴーグル本体がレンズを囲み、フレームが見えるようになっています。
  • フレームレス:レンズがゴーグル本体を覆っています。視界は一番広く、簡単にレンズ交換ができるようになっています。
  • セミフレームレス:フレームの一部がレンズの横から見える構造です。

オーバーグラス(OTG)

眼鏡を掛けたままでも着用できるスキーゴーグルです。通常のゴーグルよりも厚めで、側面に眼鏡のつるを収めるスペースがあります。

フォーム(顔あたりクッション)

スキーゴーグルには2種類のフォームがあります。

  • ベンチレーションフォーム:ゴーグルの縁にあり、曇りを防ぐためにゴーグル内の空気を循環させます。また、雪や雨の侵入を防ぎます。
  • フォームパッド:顔に密着する部分で、ゴーグルを快適に着用できるようにしています。密度の異なる柔らかい素材でできており、発汗を抑えます。

スキーゴーグルを購入する前には、必ず試着してサイズと形状が合っていることを確認してください。女性や子供向けのモデルもあります。ゴーグルが自分のスキーヘルメットに装着できることも確認してください。

スキーゴーグルはスキー時に着用するものとして不可欠であり、雪山を快適に過ごすためのアイテムです。

使われているテクノロジーによって価格が異なりますが、一番安価なモデルは欲しくなるものです。リゾート地でスキー休暇を過ごしていてそれほど多く滑らない場合、基本的な眼の保護機能を備えた格安のゴーグルでも事足りるでしょう。長時間スキーをする場合は、用途が異なる2種類のレンズがついたゴーグルか、調光レンズのゴーグルを用意すれば、眼を保護できる上に決して後悔しない快適さを得られます。

スキーに関するその他コンテンツについては、ストーリー&ガイドをご覧ください。

ウィメンズゴーグル

メンズゴーグル

リフトからの景色を楽しみ、グルーミングバーンのコースを滑る。あるいは、フレッシュなパウダーに自分のラインを刻んでから日当たりの良い屋外のテラスでくつろぐ。どちらの場合も、寒さと風と雪から身を守る適切なウエアが必要となります。吹雪でも笑顔で滑れるように、スキーのウエアについてのアドバイスをします。

レイヤリングシステム

スキーウエアを選ぶ際には、最新のトレンドを追いかけるだけではなく、ウインタースポーツ専用にデザインされた機能的なウエアという観点も重要です

レイヤリングシステムについてもっと知りたい場合には、こちらの記事をご覧ください

アウトドアスポーツにおけるレイヤリングシステムとは:

layering system

アルペンスキーでのレイヤリングシステム

アウトドアスポーツにレイヤリングシステムは不可欠で、アルペンスキーには特に適しています。

通気性の高いベースレイヤーは、滑降中の運動で発生する水分を放出するために不可欠です。このためリフトに乗っている間も寒さを感じることを防ぐことができます。合成繊維で作られた長袖の保温性インナーは最適な選択肢ですが、メリノウールは濡れた状態でも通気性と保温性が優れています。

ミッドレイヤーは体温を維持するために着用します。保温性アンダーウエアの上にフリースや軽量の断熱ジャケットを着用するのが良いでしょう。多くのスキージャケットには、フリースの裏地や合成繊維またはダウンの詰め物が入っていて、断熱性があります。それを考慮してミッドレイヤーを調整する必要があります。

アウターレイヤーは、スキージャケットそのものです。前述の通り、ジャケットの裏地はフリース素材や合成繊維になっていたり、保湿性の高いジャケットにはダウンキルティング加工が施されていることが多いです。天候や斜面の滑走スピードによらず、スキーをするときには常に風に吹き付けられるため、ジャケットは防風性を備えている必要があります。リフトに乗っている間も搬器の動きに伴う風にさらされます。主に天気の良い日にスキーをする場合は、耐久性撥水(DWR)処理されたジャケットがあれば、悪天候から身を守るには十分でしょう。天候によらずパウダーを滑る場合、Gore-Texなどの防水性ジャケットが必要です。

最後に、女性は一般的に寒さに敏感なので、女性用ウエアはデザインやカラー以外に、男性用よりも暖かい作りになっています。

ベースレイヤー

ミッドレイヤー

アウターレイヤー

下半身のレイヤーシステム

下半身はそれほど汗をかかないため、下半身レイヤーは構成がシンプルです。スキージャケットのように、裏地付きで保温性があるスキーパンツもよく見かけます。気象条件に合わせてスキーパンツのみを着用するか、アンダーウエアも着用するかを選べば良いでしょう。

オフピステを滑るなら特に脚部が雪にさらされるでしょう。DWR処理されたウォータープルーフのパンツを選択すると良いでしょう。

メンズスキーパンツ

ウィメンズスキーパンツ

レイヤリングを好むため、暑くなりすぎたり、寒くなりすぎることはありません。汗を逃がすベースレイヤー、風から体を守るミッドレイヤー、寒い日や緊急時用の小さなマイクロパフィー、GTXシェルを着用しています。

Stan REY

スキーウエアの特徴

スキーウエアを選ぶ時、まずはレイヤリングから始めても良いでしょう。ですが、スキー用に特別にデザインされたウインタースポーツのウエアには、他の側面もあります。

スキージャケットに必要なアクセサリ

よく考えられたスキージャケットには、雪や風から身を守るアクセサリがつきます。例えば:

  • スノースカート:ジャケットの中に入り込む雪や風を防ぎます。
  • ベルクロ:手首辺りの隙間をなくすためにジャケットの袖についています。
  • スキーカフ:ジャケットの中に雪が入り込むのを防ぐために袖口から出ています。
  • アジャスタブルフード:取り外し可能なフードで、どんな天候時にも対応できます。

スキーパス用のポケット、携帯電話用の内ポケット、キャッシュやカード用の安全なポケットなど、それぞれの用途向けポケットがあるとゲレンデで滑る際に便利です。フリーライダーにはビーコン用ポケットがあると便利です。

レンズ拭き用にマイクロファイバー製クロス付きのサングラス・ゴーグルを入れるためのポケットも見られます。

フリーツーリングをしたり、バックパックにスキーを取り付けて歩く場合は、ハイクアップ時の暑さ対策としてジッパー付きのベンチレーションがあると便利でしょう。

一部のジャケットには、雪崩に巻き込まれた遭難者の捜索に有効なReccoリフレクターが付いています。しかし、ゲレンデコース外を滑走する場合、これは最低限の保護機能を提供しますが、ビーコンの代替にはなり得ません。

メンズスキージャケット

ウィメンズスキージャケット

スキーパンツの特徴

スキーパンツは保温性と防水性が備わっている必要があります。ゲイター一体型はパウダースノーで便利です。大腿部にジッパー付きのベンチレーションがあると、春スキーやフリーツーリングでのハイクアップ時に有益です。

メンズスキーパンツ

ウィメンズスキーパンツ

スキーに欠かせないアクセサリー

適切なウエアの着用とは、適切なジャケットやパンツを選ぶことだけではありません。特に冷たさに敏感な身体の末端を保護する必要があります。

寒い時は、身体は心臓や脳などの生命の維持に重要な器官に血液を集中させ、体温を37°Cに保つようにします。そのため、足や手などの四肢が寒さに特に敏感になります。加えて、帽子をかぶることも不可欠です!

頭を寒さから守るためにニット帽を着用してください。更にヘルメットを着用することで安全性も保たれます。

メンズヘルメット

ウィメンズヘルメット

スキーゴーグルは天候によらずサングラスよりもより保護力が高くなります。(適切なスキーゴーグルの選び方は、こちらの記事を参照してください。

メンズゴーグル

ウィメンズゴーグル

ネックウォーマーは、薄手のものであっても、寒さや風から身を守ります。顔の下側もカバーすることができます。

スキーグローブ選びには少し注意が必要です。薄いグローブはポールを握りやすくなりますが、暖かさが十分ではない場合があります。手が冷たくなりやすい場合、防水性があって着用時にきつくない厚手のグローブを選ぶと良いでしょう。グルーミングバーンでは、通常、グローブをジャケットの袖下に着用します。一方、フリーライダーにはジャケットの袖口までを覆うスキーカフが付いた長いグローブが好まれます。薄いインナーグローブをしてミトンを着用すると寒さにとても強くなり、違いを実感できます。

メンズグローブ

ウィメンズグローブ

スキー用ソックスも重要です。薄いソックスは競技用にデザインされた幅の狭いスキーブーツの精度を更に高めます。快適さと保温性を重視するなら、幅が広めのブーツと合成繊維やメリノウールでできた厚めのソックスの組み合わせを選びましょう。

メンズソックス

ウィメンズソックス

スキーに適したウエアを着用することは、何よりもまず寒さ、風、雪から身を守ります。その上で私たちは冬の雪山を楽しめるのです!

スキーに関するその他コンテンツについては、ストーリー&ガイドをご覧ください。

膝丈のパウダーが大好きで、ゲレンデから飛び出して雪の降る中ツリーランを楽しみたいなら、あなたは正真正銘のフリーライダー。どんなスキーを選ぶかは最重要課題です。ここでは、フリーライドスキーの特徴を紹介し、どうやって自分に合うスキーを選べばいいのかをお伝えします。

スキートップ革命、ロッカー

従来のスキーをフラットな雪面に置くと、スキーはトップとテールの一部分が雪面に接して支えられ、ビンディングが設置されているウエスト部分がアーチ状に雪面から浮きます。これをキャンバー(スキーの反り)といいます。

ロッカースキーでは、スキーが雪面に支えられる部分はよりビンディングの近く、つまりスキー中央寄りとなり、トップに向かって徐々に雪面から浮き上がっています。トップ&テールロッカーでは、トップだけではなくテール側も雪面から浮き上がるような反りがあります。

スキートップとテールが同じくらいカーブして逆反りしているツインチップは、深雪の中で抜群の浮力を発揮します。

最近では、クルージングスキーやオールマウンテンスキー、そしてフリーライドやツアースキーなど広いジャンルで、さまざまなロッカー形状が見受けられます。

パウダーでの浮力をより引き出し、不整地コブの衝撃を吸収するために、フリーライドスキーのトップロッカーは重要です。テールロッカーはスキーのコントロール性能を高め、扱いやすくします。

ですから、パウダーでの高い浮力をもつツインチップスキーのロッカー特性と、固く締まったバーンやグルーミングバーンでグリップ力を発揮する従来のキャンバー特性とのバランスを見極めることが大切になります。

フリーライドスキーの3大カテゴリー

スキーのウェスト幅はビンディングの位置で測ります。フリーライドスキーは、アルペンスキーの中で最もウエスト幅が広く、この幅の違いによって3つのカテゴリーに分類されます。

everyday skis

用途が広い日常使いのスキー

everyday skis

ウエスト幅が90〜100mmあるこのタイプのスキーは、トップが大きなロッカーになっていますが、テールはそれほど大きくはありません。グリップ力は、従来のキャンバーに近くなっています。硬いウエストは、圧雪バーンでのグリップ力を発揮しますが、スキーのコントロールは若干難しくなります。柔軟性のあるスキーは、パウダーでの滑走は得意ですが、ハイスピードでは安定性に欠ける傾向があり、グリップ力もそれほどありません。

このタイプのフリーライドスキーは、パウダーや深い谷や森、狭い通路など、雪面コンディションやコースを選ばないので、最も用途が幅広いです。

ウエスト幅が100〜110mmのスキーは、フリーライドと深雪向けに設計されています。その抜群の浮力は常にスキーをパウダーの上に持ち上げようとします。一方、広いスキー幅のため、固くしまった雪ではエッジを効かせるのはやや難しくなります。

グルーミングバーンもよく滑る場合は、フリーライドにも使えるオールマウンテンスキーも候補になります。このタイプのスキーは、必要な全ての特性があり、様々な斜面を滑るために適した平均的な幅、ロッカー、足元の適度な硬さ、柔軟なトップを備えています。クルージングスキーのコンテンツも併せてお読みください。

Fat skis

大雪の日こそファットスキー

Fat skis

110mm以上のウエスト幅のスキーはファットスキーとして知られています。全てのフリライドスキーヤーたちが待ち望む深雪の日のための究極のスキーです。とても幅が広いツインチップですが、従来のキャンバーと足元が適度に硬いタイプのファットスキーもあります。典型的なパウダー用スキーで、他の人が滑った跡も、脆いクラストやグルーミングバーンなど、滑るシーンを選びません。

柔軟性に富んだ逆反り形状を持つ最高のエクストリームモデルは、大雪の日にこそ真価を発揮します。このタイプのスキーの出番はそれほど多くないかもしれませんが、通常のスキーでは得られない体験のためにこのスキーはあります。

Free touring

フリーツーリング ~より軽くより自由に~

Free touring

フリーツーリングは、ツーリングスキーとフリーライドの中間の性格を持っています。フリーツーリングスキーシリーズは、スキーでハイクアップすることも苦にならないスキーヤー向けのものです。数百メートルのハイクアップを経て、誰も滑っていない反対側のフレッシュな斜面を滑り降りることは、多くの人たちにとって究極の自由であり、未知の世界への冒険です。

フリーランドとしても知られるこのタイプのスキーは、95〜105mmのウエスト幅があり、トップがロッカーになっています。ハードに滑降するときに使うための、フリーライドスキーのライトバージョンです。

フリーツーリングスキーは、適切なスキンと組み合わせる必要があります。また、ハイクアップ時に踵を解放できるビンディングも必要になります。(詳しくはアルペンスキーとツーリングスキー用ビンディングの記事を参照ください。)また、柔軟性のあるカフと、テックビンディングをつなぐためのインサートを備えた、ウォークモードのあるスキーブーツも必要です。

私は通常、滑る地形に応じてフリーライドスキーを選択します。パウダーの場合は大きめのウエスト幅を、そしてパウダー以外の場所でスキーをしたい場合は、細目のウエスト幅の板を選びます。

Lovisa ROSENGREN

スキーヤー

どの長さのスキーを選ぶか?

一般的に、フリーライドスキーの長さは、自身の身長プラス5〜10 cmが良いでしょう。パウダーでの浮力が増し、ハイスピード時の安定性も高くなります。スキーの長さにかかわらず扱いやすいのがロッカーの特徴の一つです。

広いオープンスペースでハイスピードターンするのが好きな上級者であれば、身長プラス15cmまでのスキーが調度良い長さになるでしょう。

一方、フリーツーリングでは、身長マイナス5cmを選んだ方が軽量で、ハイクアップや下りで扱いやすいスキーになります。

さらに多くのメーカーが体重によってスキーサイズを選ぶことを推奨していますので、参考にしてください。

適切なスキーギアだけではなく、フリーライドスキーでは十分な雪山の知識も必要です。トランシーバー、シャベル、プローブの必須3点セットを持たずに一人でオフピステに入ってはいけません。雪崩に遭遇しても体を浮かせてくれるエアーバックパックは、その価値が認められ徐々にスキーヤー達に利用されるようになってきました。山では常に学ぶべき新しいことがあります。フリーライドスキーを練習したいなら、トレーニングにはげみ、自分自身に問いかけ、定期的にコースに出ることが大切です。

ウィメンズスキー

メンズスキー

従来、スキーツーリングは山岳地帯に住む人々のものでした。しかし、この20年間で身近なものになりました。雪が降るなり、ツーリングをする人たちが最初に姿を現わすことがよくあります。スキンをつけてハイクアップするための彼らのギアは軽量で、かつ滑降時のパフォーマンスも高いです。ここでは、あなたに合ったツーリングスキーの選び方をご紹介します。

あなたのスキースタイルは?

リフトに乗る代わりにスキンを使い、自分の脚力でハイクアップする準備ができたら、スキーツーリングに出かける準備完了です。スキーツーリングには3つのアプローチ方法があり、それぞれ使用するギアが異なります。

'Classic' ski touring

従来スタイルのスキーツーリング

'Classic' ski touring

周囲の環境を楽しみながら自分のペースで山頂に登り、軽食をとったり、降り積もったばかりのパウダーを滑り降りたりしたいなら、快適さは損なわずに滑降性能も高い軽量なギアを探しましょう。1〜3つのバックルがあり、十分な可動域があるウォーキングモードを備えたブーツ、ピンシステムのついた軽量なテックビンディング、ウエスト幅が80mm前後の用途が広いツーリングスキー(ウエスト幅はビンディング位置で計測)を用意しています。

Free Touring

フリーツーリング:スキーによる滑降

Free Touring

すでにスキー場でアルペンスキーとフリーライドのトレーニングを積んで技術を習得しているなら、新しいルートを滑降し開拓するためのスキーが必要になるでしょう。

以下のフリーツーリングギアを選択する必要があります: 滑降時もパフォーマンスを発揮できる、ウォークモードがあるブーツ、強化テックビンディング、またはフレームビンディング、ウエスト幅95〜105mmの幅広のスキー

Ski mountaineering

山岳スキーとスピードツーリング

Ski mountaineering

夏はトレイルランニングや他の持久力が必要なスポーツのトレーニングをしていますか?フィジカルなトレーニングに励んでいますか?スキーツーリング時も、より多くの頂上を制覇できるようにハイクアップも滑降もスピードを出していますか?レースにも出ることも考えていますか?

そんな方には、軽量な山岳ツーリングギアがおすすめです。カーボンのブーツ、3.4 oz(約96g)のビンディング、ウエスト幅65〜75mmの超軽量スキーがあります。

スピードツーリングギアは軽量なので、スピードを重視する方には最適でしょう。

あなたのスキースタイルに合わせたツーリングスキーを選ぼう

ツーリングスキーは一般的にアルペンスキーよりも軽量です。サイドカット ・ラディウスが大きい(約18m)ので、歪んだ斜面の登りや圧雪されたバーンでの滑降でしっかりグリップします。多くのモデルは、滑走時の操作性が高いロッカーとなっています。(詳しくはフリーライドスキーの記事を参照ください。)

従来のスタイルでツーリングする場合、ウエスト幅75〜90mm程度の広いスキーがおすすめです。サイドカット ・ラディウスは15m程度の柔らかめのスキーは扱いやすく、滑降時の負荷が小さくなります。

もし春スキーや急斜面を滑るなら、より硬くストレートなスキーが良いでしょう。

いずれの場合も、6 lbs. 2.7 oz(約3.5kg)以下のスキーを探すのが良いでしょう。

ウエスト幅が95mmのフリーランドスキーは、ハイクアップでも滑降でも使いやすくなっています。トップと、場合によってはテールもロッカーが強調されていて、高い浮力が得られます。比較的ストレートなディメンジョンのスキーで、凍った場所でも扱えますが、グルーミングバーンではあまり楽しくないかもしれません。最後に、超軽量のギアとして、レース用の最も細いスキーは、ウエスト幅が75mmでとても軽く、滑る場所を選びません。

あなたの期待値を分析し、理想を最大化するツーリングスキーを選択してください。ゲレンデをよく登る場合は幅の狭いスキーを、ディープパウダーしか滑らない場合は幅の広いスキーを選びます。

Greg HILL

スキーヤー

ツーリングスキーの長さの選び方

短いツーリングスキーはとても軽く感じ、コブを抜けるためのキックターンがしやすくなり、全般的に操作性が高くなっています。(一般的にツーリングでは、ツリーランがしやすいようにゆっくり滑ります。)

汎用的なスキーツーリングの理想的な長さは、身長マイナス5〜10cmです。

フリーツーリングでは、身長と同じ長さのスキーを選べば滑降時の安定性と浮力を確保できるでしょう。

スピードツーリングでは、競技用としては身長マイナス10cm(以上)がごく一般的です。(最短の長さで男性用は160cm、女性用は150cmとなっています。)

touring ski

@MattGeorges

ビンディングの選び方

スキーツーリングのビンディングは、ウォークモード時に踵をフリーにできます。詳しくは、ビンディングの選び方についての記事をご覧ください。

ツーリングスキー用のビンディングには2タイプあります。

  • テックビンディング:最軽量で人気のあるタイプです。互換性のあるブーツを選ぶ必要があります。
  • フレームビンディング(ATビンディング):ビンディング全体がスキーに取り付けられたプレートの周りで回転します。このタイプは重量がありますが、簡単に外れて滑降での安全性が高くなるため、フリーツーリングで役立ちます。

メンズスキービンディング

ウィメンズスキービンディング

2018年、サロモンはフリーライドビンディングと同程度の滑降性能と、テックビンディングの機能性を兼ね備えた初めてのビンディング、Shiftシリーズをリリースしました。

最後に、どんなアプローチであったとしても、スキーツーリングは安全なスキー場から遠く離れ隔離された山岳地帯で楽しむものだということを忘れないでください。決して一人で行動せず、トランシーバー、シャベル、プローブは必ず持参してください。コースから外れないこと、そして常にトレーニングを怠らないことです。

スキーに関するその他コンテンツについては、ストーリー&ガイドをご覧ください。

メンズスキー

ウィメンズスキー

グルーミングバーンやパウダーで足の心配をすることなく滑るためには、スキーブーツ選びはとても重要です。ブーツとスキーの連携は必要不可欠です。快適性は言うまでもなく、滑走中に十分なサポートをしてもらわなければなりません。ここでは正しくブーツを選ぶためのアドバイスをします。

On piste ski boots

スキーブーツの特性

自分に最適なブーツのモデルを見つけるためには、ほかにも考慮しなければならない点があります。サイズ、フレックス、ブーツシェルの形状やカフなどの要素に加え、ウォークポジションがあるかどうかなどです。

男性用ブーツ・女性用ブーツの違い

男性用と女性用のスキーブーツは、特にふくらはぎの形状の違いにおいて人間工学的な視点に立って設計されています。一般的に女性のふくらはぎの位置は男性よりも下の方にあります。そのため、女性用スキーブーツのカフ(ブーツの上部)の高さは低く抑えられ、また上に向かって広がっています。ふくらはぎの形状に合わせるため、ブーツ後部は独特な形状になっています。

女性は寒さに敏感な傾向があり、血液循環と静脈還流の問題を起こしやすいため、一般的に女性用ブーツの裏地は暖かくなっています。

ウィメンズスキーブーツ

メンズスキーブーツ

フレックス

スキーブーツを選ぶ際にフレックスと剛性は考慮すべき要素です。60 〜150段階のフレックス指数で表され、スキーヤーの能力と体型によって最適なレンジが決まります。レベルの高いスキーヤーの場合は、脚からスキーへのパワーをダイレクトに伝達できる剛性の高いブーツが良いでしょう。身体の大きなスキーヤーの場合も、硬めのフレックスが必要でしょう。

  • 初心者レベル:男性はフレックス60〜90、女性はフレックス60〜70
  • 中級者レベル:男性はフレックス90〜110、女性はフレックス70〜90
  • 上級者レベル:男性はフレックス110以上、女性はフレックス90以上
  • 競技選手用:フレックス140〜150で調整された最も硬いスキーブーツ

フレックス指数は公式標準ではないので、ブランドによって剛性に違いがあります。

スキーブーツに柔軟性を持たせたい場合、トップストラップを緩めることで剛性を調整することができます。

フィット感とパフォーマンスが最も重要です。必要なフレックスと機能を備えたさまざまなブーツを試してみてください。最もフィットするブーツを選んで、甲の締め付けや痛みを感じる場合は、優れたブーツフィッターに依頼することでプラスチックを伸ばしてさらにフィットさせることができます。

Josh DAIEK

スキーヤー

正しいサイズの選定

長さ

スキーブーツのサイズは、足の最大長をセンチメートル単位で測定したモンドサイズで表されます。普通のシューズとはことなりスキーブーツはスキーヤーの足にピッタリと合っている必要があります。75%のスキーヤーは、2サイズも大きいブーツを選んでいると言われています。

足のサイズを測って自分のモンドサイズを決めるのはとても簡単です。

  • 紙を壁際に置きます
  • 踵を壁につけて紙の上に足を置きます。
  • 軽く膝を曲げ、足の前方周囲をなぞって線を引きます。
  • 逆の足も同様にします
  • 最も長いところを測定したら、それがモンドサイズとなります。

一般的にスキーブーツにはハーフサイズが用意されています。もし2つのサイズで迷った場合、履いているうちにブーツ裏地が多少つぶれることを考慮し、ハーフサイズ小さい方を選びましょう。

LAST(足の親指と小指の付け根の骨が張り出した部分の幅を測ったもの)は足の一番幅の広い部分で、スキーブーツの幅を表します。これは足の周囲をなぞって線を描くことで簡単に測れます。

どのくらいの精度で滑るのかを考慮してスキーブーツの幅(LAST)を選びます。

  • 92mm:とても幅が狭い。競技者専用。
  • 96-98mm:幅が狭い。幅の狭い足用、もしくは快適さよりも精度を重視するスキーヤー向け。
  • 100mm:中間の幅。多くのスキーヤーに適しています。
  • 102mm:幅の広い足用。
  • 104mm:とても幅の広い足用。

あなたに合った幅のブーツを選ぶことで、快適で安全なスキー操作をできるようになります。もし精度を重視するなら、より狭い幅のスキーブーツを選んでください。幅が広すぎるスキーブーツは、足をホールドできないので、スキーのコントロールが難しくなります。

ski boots for women
ski boots for men

自分のスキースタイルを決める

男性用または女性用、サイズ、幅を考慮することは、自分の足に合ったスキーブーツを選ぶために必要な最初のステップです。また、スキーのレベルや滑る地形に合わせてブーツ選びも考えなければなりません。自分のスキースタイルに合ったレンジのブーツを選ぶことが必要です。

グルーミングバーンで楽しく滑る

オンピステスキー用に提供されているスキーブーツモデルは、柔軟性(フレックス90未満)があり、快適使いやすくなっています。履きやすく軽量で、ウォークモードがついたモデルもあります。

これらのブーツは、初心者またはたまにしかスキーをしない方に向いています。

グルーミングバーン用の高レベルスキーと競技スキー

オンピステで高いレベルのスキーをする場合、より剛性のあるブーツを考えたほうが良いでしょう(男性はフレックス90〜130、女性はフレックス70〜 110)。これらのブーツはつま先に向かって前傾しており、高いフィット感と高いカフにより、コントロール性が高くなっています。

フリーライドとフリーツーリング

高い技術を持ち、グルーミングバーンから抜け出して滑る場合、フレックス100〜120程度、カフはストレートで平均的なブーツ幅100mmのフリーライドブーツを選びましょう。楽に歩くためのフリーライドのオプションとして、ラバーソールや、カフを解放できるウォークモードなどがあります。

フリーツーリングをするスキーヤーは、スキンをつけてハイクアップしてから滑り降ります。こういったスキーヤーは、滑降時でも性能を発揮し、かつ、ハイクアップもできる軽量なブーツを探しましょう。インサートがあるブーツは、ツーリング用のピンビンディングと、フリーツーリング用に設計されたハイブリッドビンディングの両方に使えます。

ウィメンズスキーブーツ

メンズスキーブーツ

スキーツーリング

スキーツーリングでは、スキーのソールに固定するスキンと、歩きやすくするためのヒールフリービンディングを使ってハイクアップします。

ツーリングブーツは軽量で、ウォークモードはカフが自由に動くのでとても歩きやすくなります。とても柔軟なので、フレックスの詳細は表示されていません。

ツーリングブーツの金属製インサートは普及しつつあります。これらのインサートは軽量なツーリング用ピンビンディングに対応していることが不可欠です。

フリースタイル

フリースタイルスキーヤーが最初に探すのが、ジャンプ着地時のショックを吸収するクッションが踵に備わった柔軟なブーツです。快適性と精度を両立するために、足幅のサイズは平均的な100mmをおすすめします。

テレマーク

ターン中に見られる片膝を曲げる技術(外側のスキーを前に出し内側の膝は曲げて踵をあげる)のため、テレマークブーツとビンディングは特殊な作りになっています。テレマークブーツは大きく屈曲するので、アルペンスキーブーツよりもハーフサイズから1サイズ大きいブーツを選びます。

自分に合ったスキーブーツを見つけたけれど、もっと快適にしたい場合はどうしたら良いでしょうか?まずは、サイズの合ったスキー用ソックスを持っているかを確認してください。サーモフォーマブル・ブーツライナーは、熱を加えることで足の形状に合わせてその形を変えることができます。自分の足に合わせてカスタムしたソールを元々のインソールと入れ替えることもできます。いずれも専門店に依頼することをおすすめします。

最後に、専門店または足の専門医が提供するブーツフィッティングのサービスに頼ることもできます。不快感がある部分の周囲のシェルを広げることにより、スキーブーツを足に合わせてカスタムフィットさせることができます。

ブーツが快適であれば、スキーを選ぶときに迷わず前に踏み出せます!

ウィメンズスキーブーツ

メンズスキーブーツ

自分らしい滑りのスタイルを決めたら、グルーミングされたバーンに飛び出すために最適なスキーギアを探しましょう。ここではどんな種類のオンピステ用スキーギアがあるか詳しく見てみましょう。それぞれの違いを理解することが自分に合ったギアを選ぶためのポイントになります。

オンピステスキーとは

オンピステスキーは、グルーミングバーンであなたの能力を最大限に引き出すように設計されています。レジャーで楽しく滑りたいのか、常に自分のパフォーマンスを向上させたいのか、あるいは次のレースでより速く滑りたいのか。あなたの目的に合ったスキーを見つけるために大事なポイントです。もし、いろいろなことにチャレンジしたいのなら、オールマウンテンスキーという選択肢もあります。オンピステだけではなく、オフピステのパウダーを追い求める時でもハイレベルなパフォーマンスを発揮します。

オンピステスキーの構造

オンピステスキーをよく理解するためには、スキーを構成するそれぞれの要素がパフォーマンスにどう作用するかを知る必要があります。

ビンディングが取り付けられるウエストはスキーの中央付近に位置します。ウエスト幅は、レース用の68mmからクルージング用の80mmまでと幅があります。

先端部分にあたるトップは、初級者向けスキーでは、よりしなやかにできています。スキートップがロッカー形状になっているものは、パウダースノーでよりパフォーマンスを発揮しやすくなっています。

パフォーマンスの高いスキーでは、最適なエッジグリップを得るためにテールがしっかりしています。初級者用スキーのテールは、ターンでずらしやすくするために、よりしなやかになっています。

グルーミングバーンを滑るためのスキーは、通常ビンディングとスキーがセットになっています。ビンディングはスキーと一体化し、調整可能なレールの上に設置されています。ビンディングについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。

ウィメンズスキービンディング

メンズスキービンディング

スキーの裏側、滑走面をベースと呼びます。ハイグレードなスキーは、より高いパフォーマンスと耐久性を持つ高品質なベースを使用しています。

リバウンドの良いスキーを探していますが、ターンの終わりにキックが強すぎるのは好きではありません。ミスをしても軽く受け入れてくれるようなスキーを好みます。

Mike DOUGLAS

スキーヤー

以下の要素がスキーのパフォーマンスに影響を与えます。

ディメンジョン:トップ、ウエスト (足元)、テールそれぞれの幅をミリ単位で計測したもの。これらはスキーのシェイプを決定づけます。

スキー長:グルーミングバーンを滑る場合は、身長から5cm〜15cmを引いた長さを選ぶことをおすすめします。ショートスキーは一般的に扱いやすく初級者に好まれます。一方、長めのスキーは高速域での安定性が高くなります。

剛性:トップ、ウエスト、テールのそれぞれで測定します。柔軟性のあるトップは硬いものよりも衝撃を吸収しやすい一方、固いバーンではグリップ力が弱くなります。ウエストの剛性は、筋力と技術レベルによって決めるべきです。高い技術を持つほど、スキーの剛性も高い方が良いでしょう。また、テールの剛性はターン後半での滑り方に影響します。剛性の高いテールほどグリップ力が強くなり、柔軟性の高いテールほどスキーを扱いやすくなります。

サイドカット・ラディウス:スキーが自然に描くターン弧の大きさを示します。小さいラディウス(12〜15m)では小さなターンをしやすく、大きなラディウス(18〜22m)ではより大きなターンをしやすくなります。

キャンバー:スキーが本来持つ反りのことで、この反りがあるのでスキーを雪面に置くと、スキー中央部の底面と雪面との間に隙間ができます。一般的には、反りのあるスキーほど反応が良くなります。

重量:オンピステスキーの重量は、ツーリングスキーほどには重要ではありません。しかし、スキーが軽いとスピードを落とす時に操作がし易くなり、持ち運びも楽になります。

あなたの能力に合ったオンピステスキーを選びましょう

あなたの技術レベルや筋力、目標に合ったスキーを選びましょう。

How to choose on piste skis man
How to choose on piste skis woman

初級者用スキー

初級者用スキーは、初心者やたまにしかスキーをしない人、あるいは完璧なターンを描けずとも雪山を楽しみたいと思っている人向けのスキーです。

これらのスキーは幅が広く(ウエスト幅が75〜80mm)、安定性および柔軟性があります。テール部分は丸まっているので、ターンの後半でスキーを楽に横へずらすことができます。初心者であれば、短めのスキー(身長マイナス15cm)を選ぶとターンがし易いでしょう。

このタイプのスキーは、一般的にスキー場でレンタルすることができます。

ゲレンデでのパフォーマンスを高めるためのスキー

ハイスピードやエッジングを楽しみたいなら、パフォーマンスレンジのスキーを選ぶべきでしょう。このタイプのスキーは、あなたのスキースタイルや目標、技術レベルに適合するはずです。

このタイプのスキーはウエスト幅が狭く、ターン時に深い角度でエッジングしてもグリップしやすくなっています。エッジの切り替えもしやすく、さらに効率よく素早いターンをすることが可能になります。

剛性の高いスキーなので、難しい急斜面やアイスバーンであってもエッジが効きやすくなっています。あなたの技術レベルや、大回りと小回りのどちらが好きかどうかで、あなたに合ったサイドカット・ラディウスを選んでください

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競技スキー

競技スキーは競技スキーヤーのために開発されているので、取り扱いショップは限られています。アルペンスキーの種目、スラローム、ジャイアントスラローム、スーパージャイアントスラローム、ダウンヒルそれぞれに特化しています。

How to choose on piste skis race
How to choose on piste skis s race range

とても幅が狭く極度に剛性の高いスキーで、ディメンジョンと長さはパフォーマンスのために明確に設計されています。

些細な妥協も許さず、ターンの最初から最後までをマスターすることは多くのスキーヤーにとってチャレンジングなことです。

オンピステスキーを選ぶ場合は、まず第一に、あなたのスキー技術レベルを考慮しましょう。あなたのスキー技術を向上させ、圧雪されたゲレンデから飛び出すために、より汎用性の高いスキーが必要ですか? フリーライドスキーに関するコンテンツで詳しく説明している通り、オールマウンテンスキーもラインナップしています。

スキーに関するその他コンテンツについては、ストーリー&ガイドをご覧ください。