過酷なレースを乗り切れる様にデザインされた、超軽量ソフトシェルと登山用ハードシェルのそれぞれの良さを兼ね備えたウォータープルーフジャケットです。

トレイルランニングにおいてウォータープルーフジャケットは無くてなくてはならない装備であり、距離や標高にかかわらず山を走る際には必携品として携帯しています。私がレインジャケットを携帯する際に一番重視する事は、「使いやすさ」です。たとえどんなに良い製品でも、素材や構造などが少しでも使いにくければレースでの使用を避けたくなります。レース中はできる限り歩みを止めずに進み続けたいので、立ち止まらずに着脱がしやすい、使い勝手の良いシェルを私は選びたいです。

このS/LAB MOTIONFIT360 JKTは、バックパックを背負った上からはおる事ができるので、行動中にバックパックを下ろすことなくスムーズに着脱ができます。またサロモン独自の縫製技術である「MOTIONFIT360°」とフルシームシール加工のおかげで、バックパックを背負った際に生じやすい生地の突っ張りや引っ掛かりが無く腕振りのような上半身の運動をストレスなく行え、快適な走行をもたらしてくれます。

そして、私がウォータープルーフジャケットとして求める性能は、「防水性」、「撥水性」、「透湿性」の3つです。これまでのサロモンのウォータープルーフジャケットで初めて「GORE-TEX SHAKEDRY ™️」を生地に採用したことにより、この3つの性能が強化されたと強く感じています。外からの水の侵入を防ぐのはもちろん、走っている際に生じる蒸れが少なく、シェルの中のTシャツが濡れにくいので、汗冷えのリスクが軽減されます。また撥水性も強く、濡れた水滴はすぐに玉になって滑り落ちます。このため乾くのが早く、収納して次に使用する際もドライな状態で再び使用する事ができます。この機能は、トレイルランニングだけでなく冬のアクティビティであるクロスカントリスキーで使用した時も大いに役立っています。クロスカントリスキーは、トレイルランニング以上に上半身・下半身の運動量が多く、密封性の高いシェルを着ているとすぐに汗だくになってしまい身体を冷やす原因になってしまうのですが、このシェルジャケットの透湿性はその様な状態を生じさせません。

また、体温の上昇を感じたら、ジップを開けてベンチレーションをおこない、さらに暑いと感じたらウェスト部分のストレッチするウェストバンドへジャケット本体を収納、バックパックを下ろすことなくスムーズに着脱ができるのも優れた機能です。

トレイランニングで私が求める機能を全て満たしているS/LAB MOTIONFIT360 JKT。今年のUTMFやUTMBなどの厳しいレースを楽しくチャレンジさせてくれる頼もしい相棒となってくれるのを確信しています。

メンズ S/LAB MOTIONFIT 360 JKT M

サイズ:XS / S / M / L

ウィメンズ S/LAB MOTIONFIT 360 JKT W

サイズ:XS / S / M

¥39,600 (税込)