昨年、新商品として紹介したCROSSAMPHIBAN SWIFT(過去記事はこちら)を更に進化させたサロモンが提案するサマーシューズ「AMPHIB BOLD」を紹介します。

パッと見はスポーティーなシューズですが、その機能と汎用性の高さを紹介していきたいと思いますa

アッパーは向こうが透けてしまうようなメッシュを採用し、高い通気性と排水性があります。足入れ口はシュータン上部から踵までぐるりと一周一体化しており、クッション性のある素材なので、素足でもまるでソックスを履いているような感じです。内部は完全シームレスとまではいいませんが、アタリを極力減らすよう工夫がなされています。

またサロモンのフィットシステム「センシフィット」と「クイックレース」を採用し、インソール、ミッドソールもトレランシューズにも使われている快適性と反発性を併せ持つ「エナジーセル」を採用しているので、ちょっとしたランニングやトレーニングなども可能です。重量も223g(27㎝)と軽量で、重ねればかなりコンパクトになるので、旅行先や出張時などにも活躍してくれます。

アウトソールはウォーターシューズ用に開発された「コンタグリップFD」を採用しています。触ってみるとやわらかいと感じますが、耐久性を考えられたコンパウンドにしています。やわらかさの秘密は広げると出てくる溝、ヨットマンが使うデッキシューズやスタッドレスタイヤと同じ構造です。グッとトラクションがかかると溝が出てきてグリップ力が増すようになっています。

CROSSAMPHIBAN SWIFT同様、踵をつぶして履くことができる作りとなっており、綺麗につぶれてくれるので変な違和感もありません。踵が高く感じるかもしれませんが、これは素足で履くことを考慮したもので、低いとどうしても擦れてしまうので敢えて高く設計し擦れを防止しています。クイックレースを採用しているので、脱ぎ履きが多いときは緩めて、歩行時や川の中などではしっかり絞れば脱げることはありません。

メッシュを多用しているので、乾くのも早いです。気温28℃の晴天時に試したところ、インソールは1時間程度で乾きました。シューズ本体は2時間ほどで、シュータンの裏側は湿ってはいるものの、全体的にはほぼ乾いている状態でした。

このからの季節の海や川などの水辺の遊びはもちろん、キャンプやフェス、旅行や出張時のトラベル&トレーニングシューズとして、細身のシルエットでスタイリッシュでありながら、通気性が高いので真夏のタウンユースとしても最適。どこに行くにも履いていきたくなるようなシューズです。

AMPHIB BOLD

・価格:9,000円+税

・サイズ:25 – 28㎝

・重量:223g(サイズ:27㎝)

・カラー:全4色

AMPHIB BOLD

・価格:9,000円+税

・サイズ:22 – 25㎝

・重量:188g(サイズ:24㎝)

・カラー:全3色