12月21日(土)より、Salomon XT-WHISPERが発売いたします。
発売を記念して、前日の12月20日(金)には、ファッションディレクターUCHIによるコミュニティイベント「THE HOLIDAYS」を下北沢にある商業施設BONUS TRACKにて開催。
SalomonのDNAとXTのデザイン系譜を受け継ぐ XT-WHISPER は、独特の質感やレイヤー構造による高級感のある仕上げを特徴としています。コントラストのあるディテールが際立ち、リッチな素材を用いたアッパーがモダンな印象を与えます。また、独自の波状のSensiFitとQuicklace を組み合わせることで、フィット感のある信頼できるホールド感を実現しています。
個性と伝統的なランニングテクノロジーを追求し、トレイルランニングシューズとして登場した XT-WHISPER を限定カラーで復刻した今作。
トレイルランニングの伝統を称え、オリジナルのクラフトマンシップと自己表現へのコミットメントを忠実に再現しながら、機能性とスタイルを妥協することなく再解釈された特別な一足となっております。
■THE HOLIDAYS
UCHI COMMUNITY EVENT Powered by Salomon Sportstyle
XT-WHISPER の発売を記念して、12月20日(金)にファッションディレクターUCHIによるコミュニティイベント「THE HOLIDAYS」を下北沢にある商業施設 BONUS TRACK にて開催いたします。
Super Zooが今回のイベントの空間デザインを手掛けており、XT-WHISPERをいち早くチェックすることできる他、ヴィンテージストア「PORTRATION」による、ヴィンテージSalomonを中心としたポップアップストア、今回の為に制作されたグラフィック使用したシルクスクリーンプリントなど、様々なコンテンツを用意しました。
また、来場者には数量限定でSuperZooによる、MDディスクをリメイクして作成したキーホルダーのノベルティをプレゼントいたします。
老若男女お楽しみいただける一夜限りのイベントとなっております。
ぜひお気軽にお越しくださいませ。
会場:BONUS TRACK SHIMOKITAZAWA
住所:〒155-0033 世田谷区代田二丁目36番12号~15号
日時:2024年12月20日(金) 17:00~21:00
入場無料
〈UCHIによるコメント〉
Salomonは、トレイルランやスキー、スノーボードなど、様々なアウトドアアクティビティの分野で圧倒的な存在感を放つ一方、その垣根を超えたコミュティづくりを大切にしています。今回のイベントは、私が生活する下北沢にある商業施設「BONUS TRACK」を会場に選びました。下北沢もまた、世代を超えた、様々なカルチャーが入り混じりる、魅力的なコミュニティーが根付いている街だと思います。SuperZooさんによる空間デザインや、PORTRATIONによるヴィンテージが、Salomonと出会うことで、どんな化学反応を起こすのかが楽しみです。ホリデーシーズンに相応しい、様々なコンテンツを用意した、老若男女誰でも参加できるコミュニティイベントです。
〈SuperZoo〉
クラフトアイテムを中心にTOYや雑貨を展示販売するショップ。ファッションブランド、百貨店、店舗など様々な空間に合わせた独創性の高いプロップ製作、空間演出を行っている。
〈PORTRATION〉
音楽、映画、アートなど、ジャンル問わず当時のカルチャーを背景にした希少なヴィンテージTシャツを中心に取り扱うショップ。2014年にアポイント制ショールームをスタート。都内はじめ地方都市やアジア圏でのポップアップ開催、アートギャラリーでのヴィンテージポスターの展示、コレクションブックへの資料提供など、当初よりヴィンテージショップの枠には収まらない活動を続け、2019年に渋谷区神宮前エリアに実店舗をオープンさせた。
〈Salomon Sportstyle〉
1947年にフランスで創業して以来、アウトドアフィールドにおける長年の経験と確かな知識に基づき、革新的な製品を生み出し続けているサロモン。2015年にスタートしたSPORTSTYLEは、ブランド由来の斬新なデザインとアウトドアシーンで必要な機能はそのままに、素材やカラーリングをアップデートさせ、街へと還元したSNEAKERS、ADVANCED、INTERSECTIONの3つのカテゴリからなるファッションライン。
トレイルランニングのウェブメディア、DogsorCaravanを運営している岩佐幸一と申します。2024年11月に中国・浙江省臨海(リンハイ)市を訪れ、中国最大規模にして最も人気のあるトレイルランニングイベントといわれている「Tsaigu Trail」(柴古唐斯括苍越野賽)を取材しました。取材を通じて私が見た最新の中国トレイルランニング事情を前編と後編の2回にわたって紹介しています。
前編では、この大会の特徴や参加された選手の声に加えて、大会パートナーのサロモンが開催した企画「トレイルランニング・ショー」で日本と中国、韓国のトレイルランニングのカルチャーについて語り合った経験を紹介しました。後編ではハイレベルなレースを目の前で観戦し、その翌日に自ら25kmのレースに参加して感じたことをお伝えします。
趣向を凝らした演出、高いトレイルランニングへの関心、ハイレベルなレース
臨海市の歴史的な街並みが保存、活用されているエリア「台州府城」で選手受付やトークイベントが開催された金曜日は、終日台風による豪雨でした。そして台風が去った翌日の11月2日土曜日に105kmと50kmのレースが行われました。この日は台風一過の快晴となりましたが、前日までの大雨でコース上に危険な箇所があるためコースが一部変更されることに。元のコースに比べてトレイルのセクションが短く、ロードが長くなったことから、スピードが勝負を握るレースとなりました。前夜の大雨にもかかわらず、当日の朝には変更後のコースにしっかりコースマーキングがされており、大会運営スタッフの迅速な仕事ぶりが窺えます。
レースのスタート、フィニッシュとなるのは台州府城の南側の城壁にある興善門広場で、歴史的な建造物である城門を組み込んだ形でスタート・フィニッシュゲートが設営されています。大型のLEDスクリーンがゲート横のステージ上だけでなく、ゲートの前にも四方に向けて箱型に組まれたLEDスクリーンがあり、さらにゲートの表裏両面もLEDスクリーンとなっていて、さまざまな動画やアニメーションがリズミカルに動いています。トレイルランニングの大会でここまで惜しみなくデジタルサイネージを使った演出をしているのは初めて見ました。
―スタートを待つ選手の真ん中からライブパフォーマンスで会場を盛り上げる。
ゲートの前のスタートを待つ選手たちが並んでいるエリアの真ん中には仮設のお立ち台が設けられています。ここから大会MCが選手に囲まれながら大会を盛り上げたり、ミュージシャンがギターを片手にシャウトしたり、ダンサーがドラムを叩きながら踊ったり、とスタートに向けてムードを盛り上げます。
スタートを待つ選手たちの頭上には数えられるだけでも6、7機のドローンカメラが飛んでいて、中には選手の頭上50センチほどを飛び回るものもあります。極め付けはスタートと同時にゲートの左右それぞれ20メートルほどに並べられた専用機材から3メートルの火花が噴き上がりました。世界広しといえどもトレイルランニングイベントでここまでの演出をする大会は他にないでしょう。ただ、むやみにお金をかけた派手な演出をしようというのではなく、冒険の旅に出発しようとする選手を激励し、冒険の主人公として送り出したいという熱意を感じました。
―50kmのレースをリードする上田瑠偉選手。
午前5時に105km、午前6時30分に50kmの選手のスタートを見送った後も驚きは続きます。この大会ではレースの上位を走る選手の様子をカメラが追うライブ配信が行われました。このライブ配信も、二つのレースの男女の上位選手がコース上で走る様子を、ほぼ切れ目なく高画質の生中継でカバーするという臨場感にあふれた優れた内容でした。驚かされたのは、WeChatの大会公式アカウントで配信されたこのライブ配信の同時視聴者数が、私が見ていただけでも最大で14万人近くに達していたことです。私はYouTubeで世界各地のトレイルランニング大会のライブ配信を見ていますが、世界的な人気大会であっても同時視聴者数は1万人を超えればかなり多い方です。中国が世界最大の人口を抱えることを考慮したとしても、トレイルランニングやTsaiguという大会が広く中国社会で注目を集めていることがわかります。
レースの結果は、50km男子で日本から参加した上田瑠偉選手が優勝しました。中国でよく知られたトップ選手に最後まで追われながらもリードを守り切った鮮やかな優勝は現地のメディアでも話題になりました。レースを終えた上田選手は握手や記念の写真撮影を求める人に囲まれる人気ぶりでした。50kmの女子ではサロモンアスリートの姚妙(ヤオ・ミャオ)選手が優勝。UTMBのCCCやOCCで優勝しているヤオ選手は、Tsaiguでは今回が4度目の優勝です。105kmのレースには日本のサロモンアスリート、板垣渚選手が参加し、男子29位でフィニッシュしました。
―中国のトップ選手を相手に、上田瑠偉選手が優勝。
―上田選手と50km女子優勝の姚妙(ヤオ・ミャオ)選手。
ちなみに、50km、105kmともに男子の上位4、5名の選手はITRAのパフォーマンスインデックスで900、同様に女子の上位4, 5名は105kmでは720、50kmでは700を超える実力の持ち主です。Tsaiguほど上位入賞する選手のレベルが高い大会は、世界を見渡しても片手で数えられるほどしかないでしょう。
―板垣渚選手は105kmのレースを完走。
【実際にレースを走ってみた】ハードなコースながら熱烈な応援やおもてなしがうれしい
二つのレースの翌日、日曜日には25kmのレースが行われました。私も中国のトレイルランニングとTsaiguの大会の魅力を体験するため、このレースに参加しました。
スタートとフィニッシュは前日の105km、50kmと同じ、興善門広場。午前9時にスタートすると道路を走ってから、台州府城の北側の山の稜線に沿って設けられている城壁へと階段で登るのですが、たくさんの地元の皆さんが応援していました。選手の通行のために封鎖された道路を渡る際にも、電動スクーターに跨って通過待ちをするたくさんの人たちが「加油!」(ジャーヨウ)と声援を送ってくれたり、箱にいっぱいのみかんを用意した農家のおじさんがランナーにみかんを勧めていたりと、臨海の地元の皆さんにトレイルランニングとTsaiguの大会が受け入れられていることを実感します。
―城壁への階段を登り切って振り返ると、たくさんの応援の人たちが集まっている様子が見えました。
しばらく走るとトレイルに入って行きます。コースではたくさんの大会スタッフ、ボランティアの皆さんが選手の様子を見守っていたのも印象的でした。コースの分岐だけでなく、少し足元が滑りやすいところ、山頂付近の段差の大きい岩場の登り下り、といった具合にランナーとしてちょっと気をつけた方がいいなと感じる場所では、必ず大会のスタッフさんが声をかけてくれました。
―急な登りが続いて、ここからは下り基調となるがテクニカルなアップダウンを繰り返す。
周りのランナーに目を向けると男性も女性も、サロモンをはじめとするトレイルランニング・ブランドのウェアやバックパック、シューズを身につけています。私は7年前に中国の別のトレイルランニング大会を取材した経験がありますが、その時の写真を見返すと選手の中にはビニール袋のようなポンチョを被っていたり、蛍光カラーのシャツやカーフガードを身につけている人も少なくありませんでした。今回とは場所も天気も違うので客観的に比較できませんが、当時と比べると選手の装備はすっかり洗練されたように感じます。
さて、私のレースは日差しのせいで大汗をかいたせいか、途中からは両脚の攣りですっかりペースダウンしてしまいました。やっとの思いで、最後の600メートルほどは台州府城の歴史的な街並みの間を駆け抜けます。コースの両脇にはびっしりと応援の人たちが並び、その間をすり抜けるようにしてフィニッシュ。UTMBを思い出させる晴れがましい演出ですが、大きな冒険を成し遂げた余韻に浸らせてくれました。
レース後は完走賞のベストなどを受け取った後に補給ができるスペースへと移動するのですが、そこでの食事の充実ぶりにまたびっくり。水やスポーツドリンク、フルーツやクッキーだけでなく、フライドポテトや唐揚げ、さまざまなトッピングを選び放題のお粥、温かい豆乳、春巻きや肉まんといった蒸し料理、お好み焼きのような薄いパンケーキ、といった食事をより取り見取りで選ぶことができます。こうした食事はテントの裏側に設けた仮設のキッチンで調理され、でき立てが提供されています。中国の食文化ではでき立ての温かい状態で提供するのが常識とは聞いていましたが、トレイルランニングの会場で実践するのは大変なことでしょう。思い起こせば、レース中のエイドステーションでも水やコーラと並んで、温かいスープが提供されていました。
―レース後の休憩エリアでは充実した食事が用意されていました。
―食事はテントの裏で調理され、でき立てで提供されます。
【まとめ】少々ハードルは高いけれど、まだ私たちが知らないトレイルランニングの魅力的な世界が中国には広がっている
以上、前編と後編の2回にわたってTsaigu Trailで私が経験した、中国のトレイルランニング事情を紹介しました。コロナ禍の外出制限や2021年5月に甘粛省で多数の選手が亡くなった事故により、中国のトレイルランニングコミュニティ、特に大会主催者には厳しい時期があったはずです。今回も、大会前後のセレモニーでの主催者のスピーチや、大会当日の多数のスタッフを手厚く配置した運営体制からは、選手の安全を最優先としていることがよくわかりました。しかし、逆境を跳ね返すかのように中国のトレイルランニングは勢いよく盛り上がっています。
日本のランナーにとっては中国のトレイルランニングイベントに参加するのはそう簡単ではありません。中国にはたくさんの大会がありますが、大会の情報やトレイルランニングのメディアは微信(WeChat)や小紅書(シャオホンシュー)といった中国独自のソーシャルメディアを中心に発信されています。中国国外からのエントリーも受け付けていますが、大会運営自体はほぼ中国語のみで運営されているのが現状です。中国での滞在については、AlipayやWeChatPayといった中国のバーコード決済が日本のクレジットカードと紐付けて使えるようになって便利になりましたが、地図アプリやライドシェアといったサービスは中国のサービスを中国語で使う必要があります。臨海の街では英語で話しかけてもほとんど通じませんでした。一方で、コロナ禍以降は日本から中国への渡航に際してのビザ免除の停止が続いていたことが日本人の中国旅行の障壁となっていましたが、11月30日からビザ免除が再開されるのは明るい材料です。
一般ランナーもエリート選手も、大会主催者もメディアも、これほどまでのトレイルランニングへの熱意を感じられるのは世界を探しても中国だけです。今回、サロモンが国境を越えたトレイルランニングカルチャーの共有を呼びかけたことに、これから私も日本のトレイルランニングメディアの一つとして応えていきたいと考えています。
中国のトレイルランニング人気の高さはよくわかっているつもりでしたが、7年ぶりに訪れてその熱さに圧倒されました。
こんにちは。トレイルランニングのウェブメディア、DogsorCaravanを運営している岩佐幸一と申します。2024年11月に中国・浙江省で開催された、中国最大規模にして最も人気が高いといわれているトレイルランニングイベントにお招きいただきました。今回は私が見た最新の中国トレイルランニング事情を前編と後編の2回にわたって紹介します。
中国最大級にして、トレイルランナーなら一度は出てみたいという「Tsaigu Trail」
訪れたのは上海の郊外にある臨海(リンハイ)という町です。現在の浙江省の南部にあたる台州(タイジョウ)という地域の中心地として古くから栄えた歴史を持ちます。この町を外敵と水害から守るために4世紀から築造された城壁をもつ町並みは「台州府城」と呼ばれ、現在では中国政府から最上級の国家観光地に指定されると同時に、重要な文化資産として保護されています。
―選手はフィニッシュまで最後の600mは台州府城の歴史的街並みの中を走る。
日本から訪れる私たちは上海の浦東国際空港から臨海に向かいます。地図上では上海のすぐ南側に位置しているように見えるのですが、実際は300km以上離れており、車での移動時間はおよそ4時間。到着した臨海は高層ビルや巨大なショッピングセンター、ネオンサインが鮮やかな飲食店が立ち並ぶ近代都市で、古い街並みの観光地を想像していた私たちを驚かせます。景観が保護されている台州府城の東側に新市街が広がっており、臨海市全体では人口が120万人に達するとのこと。中国のスケールの大きさを実感します。
臨海は中国にたくさんある地方都市の一つですが、中国国内のトレイルランニングのコミュニティの間では誰もがその名を知り、一度は走りたいと憧れる大会が開催される特別な町です。その大会の名は「Tsaigu Trail」(柴古唐斯括苍越野賽)。2015年に57kmのコースを113人が完走して始まったこの大会は、2017年にサロモンのインターナショナル・エリートアスリートが参加した頃から(ちなみにこの年の95kmの部で丹羽薫選手が優勝しています)、中国におけるトレイルランニングの人気の高まりとともに大会として大きく成長します。今年の大会には105km、50km、25kmの三つのカテゴリーのレースに合わせて14,400人の参加申し込みがあり、抽選で選ばれた3,450人が参加しました。これは中国でも有数の大会規模であり、トレイルランニングの大会では最も人気の高いものの一つなのだそうです。
―フランスから参加したサロモンアスリートのフランソワ・デンヌをはじめ、海外からのゲストを招いたレセプションが行われた。
Tsaiguが注目されるもう一つの特徴として、その競技レベルの高さが挙げられます。中国でのトレイルランニング人気の高まりとともに、各地で開催される大会は優勝選手への賞金制度を設けるようになります。この賞金が才能ある選手がプロのトレイルランニング・アスリートとなる後押しをします。Tsaiguは中国で最も充実した賞金制度を設けていることから(今年の大会で105kmの男女それぞれの優勝選手へ日本円で約86万円、約740万円の賞金を贈っています)、この大会は中国のトップ選手による頂上決戦として、そしてプロ選手を目指す若手選手の登竜門として注目されるようになりました。
しかし、賞金だけで一般ランナーも含めた大会の人気を高めることはできません。Tsaiguが人気を集める理由の一つは、台州府城の歴史的な街並みを上手く活かして選手や観衆の気持ちを高揚させ、感動へつなげる演出に力を入れていること。もう一つは、選手受付からスタート、コース誘導、エイドステーション、フィニッシュまで数多くのスタッフやボランティアによる手厚い体制でレースが運営されていることから、全ての参加選手の満足度が高いこと。詳しくは次回の後編で紹介しますが、この二つに人気の秘密があるようです。
大会会場で出会った羅光平(ロ・グァンピン)さんはIT関係の仕事をしている45歳の男性。今回が初めてのTsaiguへの参加です。「最初はマラソンをしていましたが、昨年からトレイルランニングを始めました。この大会はコースがとてもやりがいがあるし、主催者がとてもしっかりしていると仲間から聞いていたので、ぜひ走りたいと思っていました。」と話します。52歳女性の高素麗(コウ・ソリ)さんは女性のランニング仲間とTsaiguにやってきました。トレイルランニングを始めた理由を尋ねると「山が好きで、走っていると癒されます。明日の105kmはケガなく安全第一で走ります。」を笑顔で答えてくれました。
ちなみにこの大会の中国語名「柴古唐斯」(チャイクータンスー)を中国語の辞書で調べても、地図で探しても見つけることはできません。この言葉は大会が開催される台州地方の古い方言で「お前を殴る」という意味なのだそうです。この大会はガツンと殴られる覚悟で参加しなくてはいけないほど厳しいコースが待ち受けている、ということなのでしょう。それほど難しい挑戦であることも、人気の理由の一つなのかもしれません。
中国、日本、韓国のトレイルランニング・カルチャーを語り合うという新鮮な経験
サロモンはTsaiguのパートナーとして大会を支えてきましたが、今年の大会会場では「トレイルランニングのカルチャーを考える」という企画「トレイルランニング・ショー」を開催しました。中国を代表するイベントであるTsaiguをきっかけにして、アジアパシフィック諸国のトレイルランニングコミュニティを繋げようというのがその趣旨です。大会会場の目の前にあるカフェを借り、その中庭にはアジアパシフィック地域の各国のトレイルランニングの代表的なイベントや最近のトレンドを紹介する写真やパネルが展示されていました。大会に参加する選手の皆さんが無料チケットでコーヒーを楽しみながら、そこで日本をはじめとする各国のトレイルランニングについて想いをはせていました。
―「トレイルランニング・ショー」の会場ではアジア各国のトレイルランニングについての展示も。
この企画の一環として各国のトレイルランニングのカルチャーについて、事情を紹介し合いながら語り合うというトークイベント、続いて中国で人気のポッドキャストの収録が行われました。これに日本のトレイルランニングメディアとして参加してお話しするというのが、今回の私のミッションの一つでした。
―トークイベントでは聴衆を前に筆者が日本のトレイルランニングカルチャーを紹介。
中国、日本、韓国のメディアやトレイルランニングコミュニティからパネリストを集めたトークセッションには台風で大雨にもかかわらず、たくさんの方が聞きにきてくれました。話題としては、トレイルランニングにおいても、ソーシャルメディアが大会やブランド、アスリートやインフルエンサーの主要なコミュニケーションのツールになっており、意見の形成や情報の拡散に大きな役割を果たしている点は、どこも共通していました。一方、中国についての話題では中国の中央部の位置する西安で秦嶺山脈でのトレイルランニングのコミュニティで、トレイルを保護する活動や、若い世代に山を安全に楽しむための知識や経験を提供しているという経験が印象に残りました。プロ選手が人気を集めるなどトレイルランニングが過熱気味の中国において、トレイルランニングを安全に自然環境を守りながら楽しもうという訴えることは、難しいでしょうが大事なことです。一方、韓国では日本と比べて20代や女性のランナーがトレイルランニングイベントに目立つことが話題になりました。これについては、主催者が初心者が安心して参加できるコースを設定したり、パーティのような雰囲気を作って会場に来ること自体を楽しめるようにしているとのこと。韓国では女性が大会の総責任者であることも少なくないそうです。
―続くポッドキャスト収録では、さらに突っ込んだ議論が交わされた。
今回のトークイベントは決して大規模ではありませんでしたが、私にとってアジアの各国のそれぞれの事情を紹介し合うのは新鮮な経験でした。トレイルランニングに限ったことではありませんが、アジア各国はそれぞれに大きなコミュニティが存在しながらも、主流となるソーシャルメディアが各国で異なるなど、国境を越えた情報収集や交流にはハードルが付きまといます。このハードルを越えようとするサロモンの試みが、これからも続くことに期待したいと思います。
―大会前日は大雨の中、多くの皆さんがサロモンのブースを訪れていました。
次回の後編では競技レベルが高いことに加えて、演出にも力が入っているレース本番、地元の皆さんに愛され、多くのボランティアに支えられる大会で経験したおもてなしを紹介します。お楽しみに!
現代的なマウンテンスポーツ・ライフスタイルを提案する『Salomon(サロモン)』は、2020年2月にサロモン スポーツスタイルを取り扱う世界初の直営店としてオープンした「サロモンストア 東京 渋谷」を、移転拡大リニューアルオープンいたします。
売場面積がおよそ2倍に拡大した店内は、岩稜をイメージしたグレージュと森林を示すウッドを基調とした洗練された空間が演出され、ブランドが掲げる「モダン・マウンテンスポーツ・ライフスタイル」を表現しています。
全面ガラス張りのファサードには大型のデジタルサイネージを配置し、シーズンに応じたブランドの世界観を発信いたします。
生まれ変わった「サロモンストア 東京 渋谷」は、地上1階、2階の2フロアで構成。1階ではサロモンが誇るイノベーションが詰まったランニング、アウトドアフットウエアを中心とするパフォーマンス製品を取り扱い、2階では追求された機能美に都会的なデザインを備えるスポーツスタイルフットウェアを展開します。
都会の喧騒に出現した自然漂う空間でゆっくりとお買い物をお楽しみ頂けます。
店舗概要
店舗名称:サロモンストア 東京 渋谷
オープン日:2024 年 11月 8日(金)
所 在 地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-13 Naias神宮前ビル1-2F
営業時間:11:00-20:00
定 休 日:不定休
TEL:03-6712-5720 ※OPEN 11月8日(金)より開通
売場面積:1階/約 113㎡、2階/約 126㎡
「サロモンストア 東京 渋谷」リニューアル記念企画
■限定商品発売
日本未展開モデルであったXA PRO 3Dの特別モデル「XA PRO 3D LA YAUTE」を数量限定販売いたします。
商品番号:L47472000
価格:¥19,800(税込み)
カラー:Black/Wren/ Falcon
商品番号:L47472100
価格:¥19,800(税込み)
カラー:White/White Pepper/High Risk Red
■オリジナルノベルティ
サロモンストア 東京渋谷店にてサロモンのメンバーシッププログラム「S/PLUS」へご登録頂いたお客様にノベルティをプレゼントいたします。
(数に限りがございますので、予めご了承ください。)
・S/PLUS ご入会はこちらから
https://salomon.jp/pages/s-plus
・会員サービス「S/PLUS」
「S/PLUS」はアウトドアライフを豊かにするサロモンのメンバーシッププログラムです。商品購入やレビュー、イベント参加でためたマイル数に応じてステージが変動します。たまったマイルをクーポンに交換したり、特別イベントへご招待、さらには新商品の先行販売へのアクセスなど、メンバー限定の特典を多数ご用意しています。
■先行発売
MM6 Maison Margiela と Salomon は、革新的でトランジショナルなデザインという共通の理念のもと、デザイン・パートナーシップの新たな局面を迎え、初のコラボレーション・プレタポルテを発表します。今回、シューズ2型に加え、ウエアとアクセサリーを含むカプセルコレクションを展開。この特別なコラボレーションを、公式オンラインストア・サロモンストア 大阪 心斎橋に先駆けて先行発売いたします。
※公式オンラインストア・サロモンストア 大阪 心斎橋での発売は11月15日(金)からとなります
■シブヤトレイル
サロモンストア 東京 渋谷 を起点に、渋谷近辺のサロモンパートナーカフェ5軒を巡るランニングルート。完走者にはノベルティをプレゼントいたします。事前のお申し込みは不要。直接店舗に行き、スタッフに「シブヤトレイル参加」とお伝えください!
・詳しくはこちら
https://salomon.jp/a/archives/events/4415
■リニューアル記念パーティー
移転拡大リニューアルオープンを記念して、オープン2日前の11月6日(水)、新店舗からほど近いTRUNK(HOTEL)にて、一夜限りの特別イベント「TRAIL DISCO」を開催いたします。
関西を拠点に活動するコレクティブ、FULLHOUSEからSAMO、YUVIE、r1ku、kengotakiを招いたDJプレイの他、この日限定のサロモンオリジナルカクテルも提供いたします。新しいサロモンストア 東京 渋谷の門出を祝う特別な夜をお楽しみください。
– 日程 2024年11月6日(水)
– 時間 19:00 – 23:00
– 場所 TRUNK(HOTEL) CAT STREET 1F TRUNK(LOUNGE)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-31
– エントランスフリー
About Salomon
サロモンは1947年創業以来フランス アルプス山脈の麓アヌシーにて、革新的なフットウェア、アパレル、ウィンタースポーツ用品を創造するモダン・マウンテンスポーツ・ライフスタイルブランドです。アヌシー・デザイン・センターでは、デザイナー、エンジニア、アスリートが三位一体となり、スポーツとカルチャーの未来を形成しています。私たちサロモンは、マウンテンスポーツを通じて人々をあるべき最高の姿へと導くために存在しています。
この度、SALOMON 南町田グランベリーパークがリニューアルオープンいたしました。
シューズはもちろんアパレルやスキー・スノーボードなどのウィンター商品も豊富に取り揃え、SALOMONの世界観を体感いただける店舗となっております。
リニューアルオープンに際しまして、11月4日(月)までの期間、2点以上のお買い上げで10%OFF(一部対象外あり)となるキャンペーンや、S/PLUS会員にご登録いただいたお客様にオリジナルノベルティのプレゼント(無くなり次第終了)を行っております。
お近くにお越しの際は、ぜひ生まれ変わった SALOMON 南町田グランベリーパークにお立ち寄りくださいませ。
■ 店舗概要
店舗名称:SALOMON 南町田グランベリーパーク
所在地:〒194-0004 東京都町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク L110
営業時間:10:00~20:00
定休日:なし
TEL:042-850-7180
RuntripとS/PLUS IDの連携がスタートし、「ランニングマイル」を貯められるようになりました!
ID連携をすると、Runtripを使って1㎞走るごとにサロモンのメンバーシップ「S/PLUS」のマイルが10マイル付与されます。
S/PLUSでは、貯まったマイルに応じてメンバーシップのステージが変動。さらに、貯まったマイルはサロモンのストアで使えるクーポンに交換ができたり、ステージが上がるにつれて送料がお得になるなど、嬉しい特典が盛りだくさんです。
ランナーはもちろん、これから走り出す方も、ID連携をしてランニングマイルを楽しみましょう!
―クロスカントリースキーからトレイルランニングへ。U23期待の星、世界へ羽ばたく―
世界各国で盛り上がりを見せるGOLDEN TRAIL SERIES。 世界中のトップアスリートが競うトレイルランニングのワールドシリーズです。 「ワールドシリーズ」 と国別対抗戦 「ナショナルシリーズ」 の2つのシリーズで構成されており、 今年はワールドシリーズの初戦が日本で初めて開催されてシリーズ戦が開幕し、 海外トップアスリートの走りが大きな注目を集めました。
「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 (以下、 GTNSジャパン)では、 シリーズ2戦(中央アルプス・野沢温泉)とナショナルファイナル1戦(白馬)の合計3戦で開催されました。 2024年10月開催のグランドファイナルに出場できるのは、 総合ポイントランキング男女上位2名と23歳以下の男女1名(U23)。 2024年9月8日に行われたシリーズ最終戦 「白馬国際クラシック」 の28kmでは、 ハイレベルなトップ争いが繰り広げられました。
前日までの曇天のち雨の予報は大きく外れ、 朝から初秋と思えない蒸し暑さ。 それにも関わらずトップは序盤から高速展開が繰り広げられました。「男子2位!」 会場に響き渡る
MCの声と共にトップからわずか4分もたたないうちにフィニッシュテープを大きく掲げて笑顔を魅せたのは、 22歳の若きエース松本祥汰選手でした。
U23最初で最後の年、 優勝で飾りたかった最終戦
2024年から、 GTNSジャパンでは23歳以下の男女1位が選出されるU23のカテゴリーが設けられました。 若手選手の育成と世界への挑戦を支える重要な存在。そのカテゴリーで圧倒的な強さを誇るのが、 松本祥汰選手。小学生から大学時代までクロスカントリースキー競技に打ち込んできた経験を持ち、 昨年引退してトレイルランナーとして本格的に活動を始めたという彼。もともとクロスカントリースキーのためのオフシーズンのトレーニングとしてトレイルランニングも並行しており、 キャリアは10年以上。
「ちょうど運良くU23の枠ができたのですが、 今年が最後ですね」
U23のカテゴリー対象ですが、 今年23歳になる彼はこれがU23最初で最後の年。でも、そんなことはもはや関係ないようにも思えます。なぜなら他のトップ争いをしている選手等は男子ソロで競っているわけですが、 ファイナルで彼は男子総合2位に付けたのです。実は、 第二戦の野沢温泉でも、 吉野大和選手に次いで2位でした。
「吉野選手はいつも自分の前にいるので、 いつかは追い抜きたいですね」
最後の最後まで、 吉野選手の背中を追い続けた松本選手。あと一歩、あともう一歩届かなかったものの、その差はわずか4分ほどでした。
「白馬岩岳を下りたところでは見えなかったのですが、 長いロードで姿が見えました。ロードが苦手なので、まさかロードでは見えないだろうと思っていたのが意外と走れていたようで。約1分差を維持しながらしっかり走れたのは良かったですね」
クロスカントリースキーで培った登坂力が強み、 課題は走れる区間
苦手を克服すべく、最終戦にむけてロードの練習をしてきたという松本選手。スキーに費やしてきた学生時代。スピード練習などほとんど経験がないなかで、 嫌々ながらもトラックでも練習を積んできた努力が実を結んだといいます。
「(急峻な山も特徴ですが)ロード区間が長いコースなので、そこで離されるかもしれないと思っていました。でも、意外と差を維持できたのはしっかり練習を積んで来られたからだと思います。 登りが得意なので、自分の得意を活かして八方の登りで追いつけるかなと思ったのですが、吉野選手がこちらをたまに振り返るのが見えるんですよ。ヤバいと感じたのか明らかにスピードが上がって全然追いつけませんでした。私にとってゲレンデは滑るところなので(笑)、八方も何度も滑っているスキー場なのにそれを登るというのは精神的にキツかったですね」
急峻な下りも得意ながら、登りで消耗してあまりいい走りができなかったと反省の色も見せました。
「今回はせっかくだから優勝してグランドファイナルに行きたいという気持ちはありました。野沢も今回も、フラットなロードと走れる下りで吉野選手に離されてしまったんです。 海外選手も走れる区間はかなり飛ばすので、グランドファイナルまでの1ヶ月はそこを重点的に強化していきたいですね」
トレイルランニングの本場で、どのくらい世界との差を埋められるか
グランドファイナルの舞台は、スイス南部のアスコーナ・ロカルノ地方。トレイルランニングの真髄が感じられるヨーロッパアルプスで、雄大な山々に囲まれて、各国のエリートアスリート達と競い合うことになります。
「何度かヨーロッパの山を走ったことがありますが、日本では味わえないテクニカルさで、時には本当に危ないと思うようなところも走ります。ヨーロッパの選手達は頭のネジが飛んでいるかのように突っ込んでいくので、自分もネジを外して頑張っていきたいと思います。4月のKOBE TRAILでは26位だったので、まずは20位以内を目指したいですね」
今日のレースの満足度を点数にするなら、82点との答え。側から見れば、100点満点の走り。その理由を問うと “朝ごはんを食べすぎちゃって” と思いも寄らない返答(朝食を食べ過ぎてスタート直後に胃が痛かったのだそう。)アスリートの姿から一転、少年のような表情を見せてくれました。
「子供達にとって、日本国内でトレイルランニングに出会う・触れ合う機会はまだそう多くないと思います。私は(クロスカントリーやオフシーズンの山でのトレーニングなど)この環境に生まれたおかげで素晴らしいスポーツに出会うことができました。私が若手で頑張ることによって、その姿を小さい子供たちに見てみてもらい、やってみたい!と思ってくれたら嬉しいですね。GTNSのU23にもチャレンジして欲しい。そのためにもこれからもこの競技を続けていきたいと思います」
レース直後ながら、 終始笑顔で話してくれた松本選手。若手ながらこれまでのキャリア、実力の基盤があるのはもちろんのこと、まだまだ成長が期待されています。これからの更なる活躍が楽しみです。
撮影 : UNKNOWN FILMMAKER
Photo : みついしんたろう
Video : 尾崎 紘太朗・山脇竜馬(video Editing)
Text : 中島英摩
松本祥太選手を支えるサロモンのトレイルランニング・アイテム
―このシューズ(S/LAB Genesis)を選んだ理由は?
「国内外でウルトラディスタンス向けとして人気のシューズなのですが、トップアスリート向けに開発されているS/LABシリーズなだけあってフィット感が良く、しっかり反発もあるのでスピードが出るんです。 それでいて、ヒール部分にあるシャーシというプレートが足を守ってくれます。ショートレンジ向けのシューズに比べると、スピードや接地感は劣りますが、後半疲れたときにスピード系のシューズでは着地が不安定になりやすい。脚が終わってきた時でも安定感があるぶん攻め続けられるので、後半の失速を防ぐとためにもこのモデルを選択しました」
―ウエアのこだわりは?
「今日の天気は、特に暑さは感じませんでした。SENSE Aero シングレットを着用していたのですが、カラーも白なので水を浴びると、もう裸みたいですよね(笑)スピードを出して風を切って走って空気冷却できていたのかもしれません」
松本祥太選手を支えるサロモンのアイテム
S/LAB GENESIS
レースの向こう側を目指して。S/LAB Genesis は、コンペティションへのこだわりから解放されて、自己最高記録よりも共有経験を積み重ね、数値ではなくアドベンチャーとして距離を語れるような、トレイルランニングの新しいアプローチを提案します。もちろん、レース仕様の抜群のグリップと優れた保護力、快適さを備えています。
SENSE AERO
次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。Salomon の男性用 SENSE Aero シングレットが、ダイナミックなライン、超軽量素材、強化された通気性を特徴としているのはそのためです。搭載の 37.5® Technology と Ionic+® Botanical 抗菌技術が、体温をちょうど適度に保ち、フレッシュな着心地を持続させます。※松本選手着用のGRAPHIC/ホワイトのカラーは現在お取り扱いがございません
SENSE AERO 5″
男性用 SENSE AERO 5”(13cm)ショーツは、ハイスピードに威力を発揮。トレイルからインスパイアされたミニマルな機能、当社ベストセラーの汎用性の高いインシーム、軽い適度なカバレッジが、動きを妨げることなくあらゆる路面でハイスピードをキープします。
SENSE AERO CAP
次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。ユニセックスの SENSE Aero キャップが、軽量ストレッチウーブン素材と、通気性に優れたオープンウィーブの 4 ウェイストレッチ Aerotech パネルで作られているのはそのためです。大胆なカラーブロックと Salomon のブランドロゴも魅力です。
S/LAB ULTRA 10
ウルトラランニングのための最高の性能基準をも上回るよう設計された S/LAB Ultra 10 は、身に着けていることを忘れてしまうほどの軽さと快適さが特長。François d’Haene にインスパイアされ、彼との共同開発により誕生したウルトラレース専用のこのベストは、Salomon 最軽量の製品。必需品や大容量ハイドレーションフラスクを収納できるアクセスしやすい収納ポケットを多数備えています。
S/LAB ULTRA CREW
S/LAB ULTRA ソックスは、ウルトラレースに特化した機能を多数搭載しています。S/LAB ULTRA シューズと完璧にマッチするこのソックスは、長距離および変化するコンディションに対応。通気性に優れ、足にぴったりフィットしてシワを最小限に抑えるとともに、滑りにくく、かつ摩擦を軽減するシリコンバンドを前足部に使用しています。
ACTIVE
ミニマルなデザインと調節可能なソフトストラップ、幅広のキャップが特長の ACTIVE ハンドヘルド。飲みやすく、こぼれにくいうえ、飲むと圧縮されるので、走行中も水が跳ねたり揺れることがありません。これさえあれば、ランニングに必要な水分補給を十分に確保できます。
松本祥太
小学校から大学までクロスカントリースキー競技に取り組み、オフシーズンのトレーニングとして、地元群馬や長野県の山々を走っていました。春夏はトレイルランナー、秋冬はクロスカントリースキーヤーとして各大会に出場。本年度クロスカントリースキーを引退し、トレイルランナーとして活動を始めます。
2022年
スカイランニング関東選手権 優勝
スカイランニング日本選手権 優勝
2023年
The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 2位
2023ユーススカイランニング世界選手権 7位
2024 経ヶ岳バーティカルリミット 優勝
―GTNS2024で完全優勝を果たした吉野大和選手の飽くなき挑戦―
何においても連戦連勝、 完全制覇がどれだけ難しいことか。 シーズンを通してコンディションを維持し、 何度も的確にピーキングを行うことがいかに難しいか想像に容易いでしょう。 アスリートの一戦にかける心身のパワーは尋常ではありません。 メンタル、 フィジカル、 どちらも強く、 絶えず闘志を燃やし続けることが必要です。 そんな偉業を成し遂げたのが、 2024年の 「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 で完全優勝を果たした吉野大和選手です。
世界各国で盛り上がりを見せるGOLDEN TRAIL SERIESは、 世界中のトップアスリートが競うトレイルランニングのワールドシリーズ。 「ワールドシリーズ」 と国別対抗戦 「ナショナルシリーズ」 の2つのシリーズで構成されており、 今年はワールドシリーズの初戦が日本で初めて開催されてシリーズ戦が開幕し、 海外トップアスリートの走りが大きな注目を集めました。
2022年に誕生した 「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 は今年で3年目。
シリーズ2戦(中央アルプス・野沢温泉)とナショナルファイナル1戦(白馬)の合計3戦で開催され、 総合ポイントランキング男女上位2名と23歳以下の男女1名(U23)が2024年10月開催の 「ゴールデントレイルナショナルシリーズグランドファイナル」 へ出場できるというルール。 2024年9月8日に開催された白馬国際クラシック28kmでは、 最後のポイント獲得を目指すアスリートたちのハイレベルなトップ争いが繰り広げられました。 そして、 みごと3戦全勝を飾り、 2年ぶりに 「ゴールデントレイルナショナルシリーズグランドファイナル」 の切符を手にした吉野選手にお話を聞きました。
トップを守り抜いた王者、 そのすぐ後ろに迫った若きライバルの存在
序盤から先頭で飛び出し、 前半の山場である岩岳山をトップで駆け下りてきた吉野選手。後半に待ち構える白馬八方尾根スキー場までのロードも1位を譲らず黒菱平までリフト3本分の激登りに入ります。 それに追従したのは甲斐大貴選手。 まもなく松本祥汰選手。 黒菱平までの登りで松本選手が甲斐選手を交わし、 吉野選手の背中を捉えます。 その差、 約1分でした。
「フィニッシュ直後は、 優勝できた安堵の気持ちと、 出し切った思いでいっぱいでした」
やや険しい表情でフィニッシュテープを切り、 そのまま座り込んだ吉野選手。 数分後そこへ駆け込んできたのは、 松本祥汰選手でした。 その差はわずか4分42秒。 最後の山場である白馬八方尾根スキー場では、上りでも下りでも後ろに迫る松本選手を脅威に感じたと言います。
「サロモンに加入させていただいて、 やはりサロモンの顔として活躍したいと思っているので、 プレッシャーはありつつもどんな大会も必ず優勝を目指すと心に決めています。 優勝できたものの、 苦手なところや課題が見えてきたので、 もっと出し惜しみせずに攻めたり、 克服したりできる部分があったんじゃないかなと思います。 松本くんは力強くて勢いある若手です。 彼がずっと一定の距離でずっと後ろについているのはわかっていました。
最後のゲレンデもかなり近い位置で見えたので多分詰められていたんじゃないでしょうか。 最後まで逃げ切ってやろう!という気持ちで走り抜きました。 レース中はライバルですが、 ワンツーフィニッシュで一緒に海外に行けることになったのは嬉しいですね。 彼の活躍で自分も頑張れるというか、 すごく刺激をもらっています」
今は世界に遠く及ばなくとも、 一意専心で挑戦し続ける先に成長と希望がある
吉野選手は2022年にもグランドファイナルへ出場しています。 しかし、 現地に着いたその夜に発熱するトラブルに見舞われました。 走るだけで精一杯だったという悔しい思い出から2年、 再び挑戦権を得ました。
「各シリーズ戦をすべて全力で頑張るのはもちろんですが、 2022年は不甲斐ない結果で終わり、 さらに去年は怪我でシーズンを棒に振ってしまったので、 今年は特にこのシリーズにかける思いが強かったです。 まずは1ヶ月後のグランドファイナルまでにさらに力をつけ、 しっかり体調管理をして、 ベストな状態でスタートラインに立てるように心がけたいです」
吉野選手の海外レース経験は5戦ほど。 他国へ行けば全く違う環境に晒され、 そこで戦わなければなりません。 グランドファイナルはスイス南部。 ヨーロッパは、 山の地形や路面が全く日本と違うため、 現地や近隣国の選手がその環境で育ってきているアドバンテージは大きく、 日本からちょっと行ったぐらいでは適応できない、 まだ全然歯が立たないと感じている彼。 世界の壁ははるかに高いとわかった上で再び挑む、 グランドファイナル。 どう戦うのでしょうか。
「もちろん、 いつか世界の舞台で表彰台に立つ大きな目標はありますが、 世界と戦うとなるとレベルはもちろん高いですし、 実際はまだかなり力が及ばないと肌で感じています。 でも、 技術面は及ばなくとも他の選手が暑さでバテているところを自分はうまく補給で乗り越えるというように、 いろいろなテクニックを駆使して、 何とかうまく上位に絡められたらと思っています。 今年も変わらず 『挑戦者』 として力試しすることになりますが、 海外のエリート選手が集まる場で、 世界の技術やテクニックを目の当たりにして少しでも吸収・インプットして、 今後のレースに生かしたいと思います。 どんな距離でもどんな大会でも、 どんどん挑んでいかないことには何も始まらない。 挑戦し続けることが重要だと思っています」
何か一つでも吸収し、 自分のものにする。 そうやって経験を重ね続け、 いつか自分の本当の最大パフォーマンスを引き出すことができた時、 今は届かぬ 「大きな夢」 に手を伸ばして掴みとる日が来るかもしれない。 「それも、 あり得ないことではないのかな」 とはにかんだ吉野選手。 王者の希望に満ちた目は、 ファイナルを終えたその瞬間からすでに世界を見ているのでしょう。
撮影 : UNKNOWN FILMMAKER
Photo : みついしんたろう
Video : 尾崎 紘太朗・山脇竜馬(video Editing)
Text : 中島英摩
吉野大和選手を支えるサロモンのトレイルランニング・アイテム
―このシューズを選んだ理由は?
「今シーズンは全てS/LAB PULSAR 3を履いています。 足馴染みがよく、 ショートからミドルまでの距離であれば、 ふかふかな路面でも硬い岩場でも、 ドロドロなトレイルでもしっかりグリップしてくれます。 距離、 地形、 サーフェイスを選ばないシューズなので、 これ一択です。 一般ランナーで、 このレースで記録を狙いたい、 少しでも速く走りたいという人はS/LABのエリートモデルにチャレンジしてみても良いと思います」
―雨予報から一転、 暑いレースになりましたが、 ウエアのセレクトはどうでしたか。
「僕はノースリーブが好きなので、 風通しが良く速乾性のあるノースリーブとタイツの組み合わせにしました。 ランニングショーツに比べてタイツの方が身体にフィットして、 ダイレクトに動きが感じられるので、 レースでは何年もタイツで走っています。 最近はキャップを被ることで、 集中できるので気に入っています」
吉野大和選手を支えるサロモンのアイテム
S/LAB PULSAR 3
S/LAB Pulsar 3 は、短距離の激しいトレイルレースで高速の走りを実現します。軽量でダイナミック、かつクッション性に優れたこのシューズは、不確かな地面をどんなに速く走っても、最適なグリップと正確な足運びを可能にします。足の動きに合わせてフィットする革新的なアッパーデザインとレーシングシステムの快適な履き心地も魅力です。
SENSE AERO
次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。Salomon の男性用 SENSE Aero シングレットが、ダイナミックなライン、超軽量素材、強化された通気性を特徴としているのはそのためです。搭載の 37.5® Technology と Ionic+® Botanical 抗菌技術が、体温をちょうど適度に保ち、フレッシュな着心地を持続させます。
CROSS RUN
適度な筋肉サポート、伸縮性、多彩な収納機能が特徴の男性用 CROSS RUN 9(22.9cm)は、寒い日のランニングでもインターバルセッションのウォーミングアップでも、快適な走りに必要なすべてを備えたタイツ。素材にはリサイクルポリエステルを使用しています。
CROSS
CROSS は、日よけや雨よけとして活躍する頼りになるランニングキャップ。リサイクル素材は速乾性があるだけでなく、かぶっていることを忘れてしまうほどの軽さです。
S/LAB PULSAR 3
S/LAB Pulsar 3 は、ショートランの水分補給に最適な軽量でシンプルなベスト。250ml ソフトフラスクが付属した 2 つのフロントポケット、バックに 500ml フラスクやジャケットが入るハイブリッドポケットなど、さまざまなニーズに対応します。SensiFit™ と Quick link で体にぴたりと密着し、安定感抜群です。
吉野大和
高校卒業後、競技から離れるもトレイルランニングと出会い再び走り始める。
現在は群馬県を拠点に全国の様々な大会へ参加しています。また、自身でイベントを開催したりトレイルランニングの普及活動にも力を入れています。
2022年 日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP 優勝
2023年 ハセツネ30K 準優勝
2024年 ハセツネ30k 準優勝
2024年 トレニックワールドin彩の国 100k 優勝
現代的なマウンテンスポーツ・ライフスタイルを提案する『Salomon(サロモン)』は、
2024年9 月 27 日金曜日、東海エリアのスノーリゾートへアクセスに便利な岐阜県 HIMARAYA本館にウィンターギアを中心としたSIS(ショップインショップ)を オープンいたします。
展開するアイテムはスキー、スノーボード、スノーウェアはもちろんゴーグル、ヘルメット、グローブ、インナーやミドラーなどのアクセサリーまで幅広く展開いたします。
またオープ二ングを記念し、商品をご購入されたお客様に非売品グッズをプレゼントするキャンペーンを企画しております。
お近くにお住まいの方は是非ご来店ください!
店舗概要
ヒマラヤスポーツ本館 2F
所在地:
〒500-8383 岐阜県岐阜市江添1丁目4−6
営業時間: 10:00~21:00
*敬老の日は時間が異なる場合があります
電話番号: 058-276-8000
店舗ホームページ:
https://www.himaraya.co.jp/shop_detail/0001?srsltid=AfmBOoruGKWyzYRPo_9jQIVVnY-FLY0HiXGNWV3RjFqrSqr8Lqc_M-_P
Instagram :
https://www.instagram.com/himaraya_sports/
■NEW MODEL TEST RIDE SERVICE
サロモンスキー、スノーボードのニューモデルを試乗体感できるチャンスです!
ヒマラヤとブランドがタッグを組んでエリアに合う試乗サンプルを用意しました。
気になっているニューモデルを購入前に試乗してみてはいかがでしょうか?
詳細は店舗スタッフにお尋ねください。
■「HIMARAYA本館 SIS」オープニングキャンペーン
・オープニングキャンペーン
サロモン商品のご購入いただいた方を対象にサロモン×Jeep®オリジナルタオルをプレゼント!※先着順 気になっているサロモン商品をキャンペーン期間中に是非ご購入ください。
・会員サービス「S/PLUS」
「S/PLUS」はアウトドアライフを豊かにするサロモンのメンバーシッププログラムです。商品購入やレビュー、イベント参加でためたマイル数に応じてステージが変動します。たまったマイルをクーポンに交換したり、特別イベントへご招待、さらには新商品の先行販売へのアクセスなど、メンバー限定の特典を多数ご用意しています。
・ご入会はこちらから
https://salomon.jp/pages/s-plus
現代的なマウンテンスポーツ・ライフスタイルを提案する『Salomon(サロモン)』は、
2024年9 月 27 日金曜日、東海エリアのスノーリゾートへアクセスに便利な岐阜県 HIMARAYA本館にウィンターギアを中心としたSIS(ショップインショップ)を オープンいたします。
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■店舗概要
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所在地:
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営業時間: 10:00~21:00
*敬老の日は時間が異なる場合があります
電話番号: 058-276-8000
店舗ホームページ:
https://www.himaraya.co.jp/shop_detail/0001?srsltid=AfmBOoruGKWyzYRPo_9jQIVVnY-FLY0HiXGNWV3RjFqrSqr8Lqc_M-_P
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・ご入会はこちらから
https://salomon.jp/pages/s-plus
現代的なマウンテンスポーツ・ライフスタイルを提案する『Salomon(サロモン)』は、大阪駅直結の駅型商業施設 LUCUA osaka(ルクア大阪)に、大阪で 2 店舗目となる直営店を 8 月 30 日(金)にオープン致します。
展開するアイテムはファッションシーンにおいて高い支持を得ているスポーツスタイルカテゴリーのスニーカーを中心に、ソックス、バックパックといったアクセサリーまで幅広く展開致します。
またオープニングキャンペーンとして商品のご購入とサロモンのメンバーシッププログラム「S/PLUS」をご登録頂いた方を対象にサロモンオリジナルパッケージ入りの ENDOCA(エンドカ)リップクリームをプレゼントし
ます。
店舗概要
店舗名称:サロモンストア ルクア大阪
オープン日::2024 年 8 月 30 日(金)
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田 3 丁目 1-3 ルクア大阪 7 階 713 区画
営業時間:10:30~20:30
定休日:不定休
TEL::06-6131-7757 ※OPEN 8 月 30 日(金)より開通
売場面積:約 37.02 ㎡
■「サロモンストア ルクア大阪」オープニングキャンペーン
・オープニングキャンペーン
商品のご購入とサロモンのメンバーシッププログラム「S/PLUS」をご登録頂いた方を対象にサロモンオリジナルパッケージ入りのENDOCA リップクリームをプレゼント。※先着順
・ご入会はこちらから
https://salomon.jp/pages/s-plus
・会員サービス「S/PLUS」
「S/PLUS」はアウトドアライフを豊かにするサロモンのメンバーシッププログラムです。商品購入やレビュー、イベント参加でためたマイル数に応じてステージが変動します。たまったマイルをクーポンに交換したり、特別イベントへご招待、さらには新商品の先行販売へのアクセスなど、メンバー限定の特典を多数ご用意しています。
シューズを中心としたラインナップが一同に集う、関西初の直営店「サロモンストア 大阪 心斎橋」を、2024年5月15日(水)にオープンする運びとなりましたのでここにご案内申し上げます。
フロアは路面1階、2階の2フロア展開となり、1階にはサロモンが展開するトレイルランニング、ロードランニング、ハイキングカテゴリーにおけるハイパフォーマンスシューズを中心に、アパレル、バックパック、アクセサリーを取りそろえます。そして2階には、アウトドアフィールドにおける長年の経験と確かな知識に基づく革新的なパフォーマンス製品を生み出し続けるサロモンによるライフスタイルプロジェクト『SALOMON SPORTSTYLE』(サロモン スポーツスタイル)を展開いたします。
エントランスではモダン・マウンテンスポーツ・ライフスタイルを提案するブランドの世界観を表わす、等高線をモチーフとしたモニュメントが皆様をお迎えします。
店舗概要
店舗名称:サロモンストア 大阪 心斎橋
オープン日:2024年5月15日(水)
所在地:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目3番15号
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
TEL:06-4256-3960 ※OPEN 5月15日(水)より開通
売場面積:約149㎡(1階76㎡、 2階 73㎡)
外観
1F
2F
■「サロモンストア 大阪 心斎橋」オープニングキャンペーン
「サロモンストア 大阪 心斎橋」のオープンを記念して、期間限定の企画を実施します。
・非売品ノベルティープレゼント
日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島の杉を用いたオリジナルのシューズ除湿乾燥剤(非売品)をプレゼントします。※数量限定。無くなり次第終了
・期間限定インスタレーション
サロモンが表現する二面性「パフォーマンス」「スポーツスタイル」を表現する特別なインスタレーションを各フロアにて特別展示します。この惑星に共存する自然から街まで、フランス人クリエーターデュオGNRL.WRKSのアートディレクション & ON TOKYO SHOWROOMによるプロデュースによって、アーティスティックに楽しんでいただける視覚的空間を演出します。