中ノ茶屋

吉田口登山道の玄関口ともいえる北口本宮冨士浅間神社の登山門と「馬返し(1合目下)」の中間にある茶屋。創業は江戸時代中期の1706年で、多くの富士講信者や登山者に茶や軽食を提供してきました。茶屋の周辺には富士講にまつわる石碑が立ち並び、富士山信仰の歴史を感じさせます。現在は軽食を提供するほか、ライフスタイルパートナーとして安全登山や麓からの富士登山にまつわる情報を発信するなど、富士吉田市とサロモンが取り組む新たなアクティビティの拠点として機能しています。店内のサロモンブースではシューズレンタルサービスを行っているので、ぜひご利用ください。北口本宮冨士浅間神社からは徒歩約1時間でアクセス可能です。

【中ノ茶屋】
所在地:山梨県富士吉田市上吉田5601-1
電話番号:090-4614-0223
営業時間:9:00〜17:00(8/18〜8/31、4/18〜6/30、9/1〜10/31は〜16:00)
定休日:木曜、冬季 ※7/19〜8/31無休


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

シューズレンタル無料、シャワーブース利用無料、フードメニューを特別価格で提供(吉田うどん全メニューが並¥500、大盛¥600に)、限定ノベルティプレゼント(ゴールド&シルバー:オリジナル手ぬぐい、ブロンズ:オリジナルステッカー)

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

3Piece

わいわいと賑やかに楽しめる店、静かにグラスを傾けたいお店……料理も雰囲気もスタイルもさまざまな飲食店が連なる西裏では、ハシゴ酒がおすすめ。気になるお店をいくつも回りたい西裏の夜、最初に訪れたい1軒が、〈かぎしっぽ〉姉妹店のこちらです。西裏初のビール専門店で、古民家を居心地よくリノベした空間でこだわりのビールをいただけます。〈ファーイーストブリュワリー〉や〈富士桜高原ビール〉など、山梨県産を中心に季節がわりの銘柄も揃えており、飲み比べたくなること請け合い。ライフスタイルパートナーとして県内産のビールや食材の魅力をアピールするこちらでは、ビールにぴったりのフライやバーガーなどフードメニューも見逃せません。

【3Piece】
所在地:山梨県富士吉田市下吉田3-12-72
電話番号:0555-73-8862
営業時間:18:00〜22:00
定休日:不定休


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

ミニサイズのフード、ミニパフェ、ドリンク(ビール、甲州ワインなど)から1品サービス

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

アフタヌーンカフェている

〈かぎしっぽ〉の2階にオープンしたばかりの〈アフタヌーンカフェている〉は、飲んだあとにふらりと立ち寄りたい夜パフェの専門店。ハシゴ酒を楽しみたい西裏で〆スイーツの需要に応えるユニークなカフェです。女性の一人客が居心地良く過ごせるシックな空間で提供するのは、県内産の季節のフルーツをふんだんに使ったフルーツパフェに、定番のチョコパフェや抹茶パフェ。富士吉田の街を満喫した後にぜひ立ち寄りたいライフスタイルパートナーです。

【アフタヌーンカフェている】
所在地:山梨県富士吉田市下吉田3-12-69


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

ミニサイズのフード、ミニパフェ、ドリンク(ビール、甲州ワインなど)から1品サービス

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

かぎしっぽ

富士吉田には登山後のお楽しみももりだくさん!その一つが、富士みちの1本裏手にある “麓の飲み屋街”といわれる西裏での飲み歩きです。織物産業で栄えた富士吉田には県内外の職人や業者、商人が集まり、「関東屈指の歓楽街」と謳われる繁華街、西裏が形成されました。現在も数十軒の飲食店が軒を連ねますが、昭和の時代の佇まいをとどめる、どこかノスタルジックな街並みが再び注目を集めています。とくに、地元有志による西裏地区活性化プロジェクトから誕生した「新世界乾杯通り」は見逃せません。「新世界乾杯通り」で注目したいライフスタイルパートナーが、人気のイタリアンレストラン〈かぎしっぽ〉。オーナーシェフの高橋亮太さんは水のきれいな地域で自分の店をもちたいと、東京から移住しました。「できるかぎり県内の食材を使う」というメニューは季節がわりで、これからの季節は夏野菜をふんだんに使ったピザやマリネが登場します。甲州や勝沼のワインとのペアリングをお楽しみに。

【かぎしっぽ】
所在地:山梨県富士吉田市下吉田3-12-69
電話番号:0555-73-8858
営業時間:18:00〜22:00
定休日:日曜


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

ミニサイズのフード、ミニパフェ、ドリンク(ビール、甲州ワインなど)から1品サービス

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

noi shop & tea stand

〈noi〉は「野と生きる」をコンセプトに、2023年にスタートしたアロマブランド。富士山麓に広がる森で採取した樹木のエッセンスをアロマスプレーやハーブティーなどの製品に仕立てています。今年の春、富士みち(本町通り)にオープンした実店舗は生きた植物や苔を飾ったショーウィンドウが印象的。「街角の森を作る」というテーマそのままに、リアルな森の息吹を感じられます。店内では〈noi〉のアロマ製品を販売するほか、ハーブティーやソフトドリンク、〈kiki natural icecream〉のクラフトアイスクリームを提供。とくにクロモジやヒノキ、モミといったスパイシーな樹木が香り立つ〈noi〉限定フレーバーが見逃せません。ハイキングの合間に立ち寄って深呼吸したい、そんなライフスタイルパートナーです。

【noi shop & tea stand】
所在地:山梨県富士吉田市下吉田5-1-1
営業時間:11:00〜16:00
定休日:月〜金(今後、営業日を増やす可能性有。最新情報はgoogle mapをご確認ください)


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

¥5,000以上購入の方にポストカードもしくはハーブティーをプレゼント

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

富士山麓の樹木やハーブをそのまま閉じ込めたアロマブランド
〈noi〉田中麻喜子さん

富士山麓の豊かな自然に導かれ、東京から富士吉田へ移住した田中麻喜子さんと別府大河さんが2023年にスタートした〈noi〉。〈noi〉のプロダクトはすべて手作り。

2人が森に分け入り、ハサミを使って手摘みした植物を枝や葉、樹皮を、店舗の裏手にある蒸留室で蒸留器にかけ、香りのエッセンスを丁寧に抽出しています。キーボタニカルはクスノキ科の低木、クロモジ。富士山麓の森にはさまざまな植物が自生していますが、2人が目をつけたのは高級楊枝などに活用されてきたクロモジでした。枝や葉を折るとすっきりと奥ゆかしい、ウッディで甘い香りを放つクロモジは、葉、枝、樹皮、根と植物全体に含まれる精油が香料として使われてきただけでなく、さまざまな薬効を持つことから「烏樟(ウショウ)」という生薬として重宝されてきました。たとえば、この香りの主成分(リナロール)には抗菌作用がありますが、山歩きを生業とするマタギたちはクロモジを歯ブラシがわりに使って口内の清潔を保っていたといいます。

「こちらで暮らし始めた当時は、自分たちがアロマブランドを始めるだなんて思いもしませんでした。植物についての知識もなく、クロモジについても知りませんでした。けれども森の中に自生しているクロモジの枝の香りを嗅いでみると、びっくりするほどリラックスし、リフレッシュできるのを感じました。富士山の森が育むいきいきとした生命力に触れ、自分の中にエネルギーが湧いてくることを感じ、自然が私たちにもたらすパワーに圧倒されたんです」(田中さん)

そんな体験から、森歩きと植物採集の虜になってしまったという2人。試しに小型の蒸留器を買って採取した枝や葉を蒸留してみたら、おどろくほど香り高いエッセンシャルオイルを抽出できたといいます。

こうして〈noi〉は始まりました。森に自生する樹木やハーブをそのまま閉じ込めたような、ピュアな香りのプロダクトには、森と人が互いに生かし合う関係を作っていきたいという2人の想いが込められています。植物の採取にあたっては、放置された森で使用許可を得て採取する、生態系に負荷をかけないよう採取量の上限を設定する、チェーンソーなどの機械を使わないといったルールを設け、森から搾取しないモノづくりを心がけています。

「クロモジのエッセンシャルオイルを含むアロマスプレーはリラックス効果があり、イライラや寝つきが悪いときに緊張をほぐしてくれます。鼻づまりなどの症状を緩和する効果もあり、湿疹や皮膚トラブルの緩和にも役立ちます」

イタリア北部の街で暮らした経験を持つ田中さんが名付けた〈noi〉は、 “we”を意味するイタリア語。

「森の中に入っていくと自分と他者の境目があいまいになっていて、一つの大きな存在につつみこまれるような、そんな感覚を覚えます。あらゆる存在とつながって”we”と感じられるような分断のない世界の美しさを、〈noi〉のプロダクトを通じていろいろな人と分かちあいたいと思っています」

実店舗オープンから2ヶ月あまり。多くの外国人観光客がショップを訪れ、クロモジが体現する富士山麓の自然のパワーを感じ取り製品を手に取ってくれているといいます。日本古来のアロマは国境を超えて人々の心身を癒しているのです。

富士急雲上閣

富士吉田口5合目に位置する富士登山の拠点であり、山頂に最も近いライフスタイルパートナー。素泊まりの宿泊施設〈ロッジフジヤマ〉と、宿泊者・外来利用可能なレストラン、お土産ショップを併設します。3776mという高標高に不安を覚える登山者や初めて富士登山に挑戦する方には、ぜひ5合目での前泊をおすすめします。5合目で一晩を過ごすことで、身体が高度に順応するのです。時間に余裕があれば御中道(おちゅうどう)を散策して大迫力の富士山頂を仰ぎ見たり、奥庭や御庭で高山植物を眺めたり、野鳥のさえずりに耳を傾けたり。5合目ならではの大自然を満喫して。

【富士急雲上閣】
所在地:山梨県南都留郡鳴沢村富士山8545-1
電話番号:0555-72-1355
営業時間:宿泊 6/30〜9/9、レストラン 11:00〜16:00、お土産 8:30〜17:00


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容(予定)

※サービス開始まで今しばらくお待ちください。

雲上閣に宿泊をしたS/PLUSメンバー限定で以下のサービスを提供
・GOLD&SILVER :金剛杖の大・小を選んでプレゼント

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

大文司屋

富士山吉田口登山道の「馬返し(1合目下)」にはかつて4軒の茶屋が営業していたといいます。その一つが、江戸時代に創業し、昭和39年まで営業を続けた〈大文司屋〉。富士スバルラインの開通に伴い、麓からの登山客が激減したことを受けて惜しくも廃業しましたが、その後も明治大学山岳部のクラブハウス「名大山荘」として長く利用されてきました。明治大学山岳部といえば、植村直己ら多くの有名登山家を輩出してきた名門山岳部。かつて茶屋だった建物を拠点に、さまざまな登山家たちが冬の富士山に挑んだのです。2021年に〈大文司屋〉6代目の羽田徳永さんが、「馬返し」〜5合目間の唯一の茶屋として56年ぶりに大文司屋を復活させました。店内には大きな炉があり、寒い日には火を焚いて登山者を迎え入れています。ライフスタイルパートナーとして、吉田登山口の価値を多くのハイカー、利用者に発信しています。

【大文司屋】
所在地:山梨県富士吉田市上吉田
電話番号:090-8740-6848
営業時間:8:30〜16:00
定休日:無休(4月上旬〜11月上旬)


S/PLUS(サロモンメンバーシッププログラム)サービス内容

茶屋メニュー(コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、あんみつなど)¥100引き

※ライフスタイルパートナーとは……サロモンとの親和性や価値を相互に向上し合い、サロモン メンバーシッププログラム「S/PLUS」のメンバーへ特別なサービスを提供する施設や店舗のこと。富士吉田市のライフスタイルパートナーにおいては、吉田口登山道の歴史と文化、価値をサロモンとともに捉え直して新たに発信していく仲間でもある。

信仰と文化の源泉を残し、受け継いでいく
〈大文司屋〉6代目・羽田徳永さん

富士山吉田口登山道1合目直下の「馬返し」といえば、かつては禊所が置かれた神聖な場所。富士講信者はここで禊を行って身を清め、登拝の道を進んだといいます。その「馬返し」でおよそ200年に渡ってお茶や軽食を提供してきた〈大文司屋〉。2020年、半世紀ぶりにここを再開した羽田徳永さんは〈大文司屋〉の6代目。昭和39年(1964年)に茶屋を閉めた5代目は羽田さんの実父にあたります。

長く東京近郊で暮らした羽田さんが生まれ故郷の富士吉田市に戻ったのは、勤め先を早期退職した2019年のこと。父が最初の東京オリンピックの年に閉めた〈大文司屋〉を、息子の自分が2回目の東京オリンピックの年に再開する――そんなストーリーを思い描いていたといいます。「開業準備を整え、2020年のゴールデンウィーク前にいざ店を開けよう!と思ったら、パンデミックにより登山道閉鎖が決定。なかなかうまくいきません」と笑う羽田さん。ようやくオープンできたのは、同年の9月中旬のこと。初年度はわずか2ヶ月の営業となってしまいました。

登山道に位置する茶屋ではありますが、利用するのは登山者ばかりではありません。最近多いのはトレイルランナーたち。とくに、毎年7月に実施される「富士登山競走」のコースになっていることもあり、練習でここを走るランナーが増えているとか。そのほかにもバードウォッチャーや植物の愛好家、外国人ハイカーがここで行き合い、羽田さんが想像さえしなかった出会いや交流が生まれているといいます。

w「富士山が世界文化遺産に登録されたのは、ここが信仰と文化の源泉だから。信仰に注目して吉田口を歩く人が増えたのは自然な成り行きだと感じています。とくに外国人は、日本人よりも富士山がもつ歴史や文化のエピソードに魅力を感じてくれているみたい。昨年は45カ国もの人がここを訪れてくれました。吉田口登山道にはポテンシャルしかない、そう感じています」

魅力あふれる登山道ですが、ここを歩くハイカーの数は、5合目から山頂を目指す登山者のわずか10分の1程度。頂上を踏むだけなら5合目からでも十分だけれど、登頂は富士山のほんの一面でしかありません。信仰でも歴史でもトレイルランニングでも、入り口はなんでもいい。たくさんの人に富士みちに興味を持ってもらい、ここを歩いてほしいというのが羽田さんの願いです。

「ある外国人ユーチューバーに言われたんですよ、『日本人は富士山のことを知らなすぎる』って。登山道沿いに建っている石灯籠はなんなのか、どうして猿をモチーフにした石像が建っているのか、その謂れを知っている人は多くないんですよ。歴史や信仰を前面に打ち出すのは野暮だし、別に知らなくてもいい情報だけれど、知っているともっと楽しく歩けるよね」

店舗の外のスペースにテーブルや椅子をしつらえてあり、一休みしたくなる雰囲気を醸し出している〈大文司屋〉。コーヒーやお茶、あんみつなどをいただけるほか、オリジナルの手ぬぐいなどお土産の用意もあり、吉田口登山道の散策前後の立ち寄りにぴったりです。
「倒木や積雪といった路面コンディションはもちろん、富士みちにまつわるさまざまな情報や歴史、文化のエピソードをハイカーのみなさんにお伝えしていきますので、ふらっと立ち寄って情報収集していただければと思います」

そうやって吉田口登山道を盛り上げることが、「馬返し」で唯一残った茶屋、〈大文司屋〉の使命なのだと羽田さんは考えています。