【日程】 2025年4月12日(土)~4月13日(日)1泊2日
【場所】  岩手県安比高原スキー場
【宿泊】 ANAクラウンプラザリゾート安比高原 TEL 0195-73-5011(代)

【コーチ・STAFF】  若月隼太 / 蓮見小奈津コーチ / 石川晴菜コーチ / 工藤雅和サービスマン / 松浦俊次コーチ

【タイムスケジュール】
集合 4月12日(土) 午前8時 ゴンドラ山麓駅前
解散 4月13日(日) 午後2時頃 ゴンドラ山麓駅前

【参加費用】
小学生 サロモンチームプログラム D・Eランク 20,000円 / 未登録 22,000円
中・高校生 サロモンチームプログラム Cランク 28,000円 / D・Eランク 32,000円 / 未登録 34,000円

【料金にふくまれるもの】
1泊2食 / リフト券代(2日間)/ コース使用料 / 硫安代 / コーチングフィ / 保険代
※宿泊なし、前泊での参加の場合は料金が異なりますので、別途お問合せ下さい。
※朝食、夕食以外の昼食、飲料代は含まれていません。
※コーチの参加は別料金となります。

【ご注意】
・参加対象 サロモンチームプログラム登録選手及びFW25サロモンチームプログラム登録予定選手
・新小学生2年生から新高校1年生まで 40名
※ただし、新小学生2、3年生が参加する場合は必ずチームコーチの帯同が必要となります。
・内 容 GS基本ポールトレーニング & SL基本ポールトレーニング
・保 険 期間中の怪我について応急処置はしますがそれ以上の責任は負いかねますので、各自傷害保険加入ねがいます。
・そ の 他 陸トレの用意(外靴)


申込方法 下記サイトまたはQRコードより申込してください。
申込期限:4月6日(日)
https://forms.gle/zT9veB1SEWbLbtwy6

【問い合わせ先】 メール:salomonracing.jp@amersports.com

2025年4月19日(土)に新潟県 GALA YUZAWA SNOW RESORTにてSKI、SB合同イベントを開催します!
その名も“ BANKED SALOMON ”
スキーヤー、スノーボーダー、レベル、性別、年齢問わず
誰もが楽しめる事前タイム申告制バンクドスラロームです。

“誰が勝つのか?”誰も分からない、誰もが勝てる可能性のあるイベントです。

シーズンの締めくくりに!
雪山が大好きなスキーヤー、スノーボーダーで集まって盛り上がりましょう!

安全だけど、少しドキドキするコースを考えています。
上級者も初のバンクドスラローム参加者も
性別、年齢も関係なく楽しめる大会です!

受付前にコースオープンし、公開練習をしていただきます。
その後、受付する際に自己予想滑走タイムを提出していただきます。
自身が予想した滑走タイムと実滑走タイムの誤差がない方が勝者となります。

まさか!?
公開練習時にスマートウォッチやスマートフォンでタイムを計ったりしないですよね?
正々堂々?とBANKED SALOMONを楽しみましょう!

コースレイアウトイメージです。
前半は緩斜面なのでウェーブを配置し加速できるように、
後半はバンクを多く配置して参加者さまが楽しめるような
レイアウトに仕上げます。

BANKED SALOMON スケジュール

9:00 ~ 10:30    コースインスペクション
*受付前にコースを滑走し、練習と共に滑走時間を予想してください
9:00 ~ 10:30受付および自己予想滑走タイムの申告
*受付時にコース滑走自己予想タイムを申告してください
*受付場所:ゴンドラ降り場左、メロディーコースリフト乗り場付近 Salomonテント(当日エントリー可)
10:30 ~ 11:00開会式および整備
11:00 ~ 12:30 1本目 *ライダーによるデモランあり
12:30 ~ 13:30整備
13:30 ~ 15:002本目
15:00 ~ 15:30集計およびコースオープン  *ライダーセッション含む
15:30 ~ 16:00表彰式ならびに閉会式 *じゃんけん大会あり

詳細および注意事項

開催場所GALA YUZAWA SNOW RESORT
所在地:〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢 字茅平1039−2
https://gala.co.jp/winter/
イベントコースメロディーコース(C1)
*ゴンドラ降り場を背にして左
*イベント当日はコース貸し切りとなります
参加費無料
*リフトチケットは各自ご購入願います。
参加資格身分証をお持ちの方
*運転免許証、保険証などご自身を証明できるもの
*スキー、スノーボード保険のご加入をおすすめします
定員200名
*定員になり次第受付を締め切ります
イベント
参加条件
S/PLUS会員(無料)のみご参加いただけます。
すでにS/PLUS会員、過去にオンラインストアで会員になられたことがある方は、メールアドレス、パスワードで
ログインください。
※未登録の場合は「アカウント作成する」より無料でアカウントが作成いただけます。
※ゲストではエントリーできません。
ご登録の前に迷惑メール防止の設定をされている場合は、あらかじめ解除をして頂くか、 下記2つのドメインを指定して受信できるように
設定をお願いします。
「@amersports.com」「@amersports.jp」

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※未登録の場合は「アカウント作成する」より無料でアカウントが作成いただけます。
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Salomonスキー、スノーボード合同イベント“BANKED SALOMON”を振り返って

2025年1月25日(土)に岐阜県 高鷲スノーパークにてSKI、SB合同イベント“ BANKED SALOMON ”を開催しました。
スキーヤー、スノーボーダー、レベル、性別、年齢問わず誰もが楽しめる事前タイム申告制バンクドスラロームです。

“誰が勝つのか?”誰も分からない、誰もが勝てる可能性のあるイベントです。
1月は悪天候での開催になることが懸念されましたが、イベントの少ない時期でしたしニューモデル試乗会の
日程と重なっていたため“お祭り感”を演出できるので?と考え開催日を決定しました。

しかし!当日は晴天。
雪質も良く、最高のイベント日和でした!


BANKED SALOMONの運営、コース造成はスノーボードチームライダー稲村 樹が代表を務めるイベント運営チームSCENEに依頼しました。
業界でも有名なCOWDAYやBURTON MYSTERY TOURも手掛けるイベント運営プロフェッショナル集団です。

彼らとアイデアを出し合い、打ち合わせを重ねることで、安全だけど少しドキドキするコースを作ることができました。
コンセプト通り、上級者も初のバンクドスラローム参加者も性別、年齢も関係なく楽しめる大会だったと思います。

BANKED SALOMONを開催してみて良かったと感じたことがいくつかあります。
スキー、スノーボード合同開催、つまり“One brand”でのアクションができたことはもちろんですが、
家族参加が多かったことが最も嬉しかったことでした。
結果的に大人の参加者のお子さんである多くのティーンエイジャーが表彰されました。

”誰が勝つのか分からない”
それが第1回目のBANKED SALOMONです。

予想申告タイムと実計測タイムをビブ番号順にまとめました。
デモライダーたちのタイムギャップが面白いですね!


One Salomon
スキー、スノーボード、アウトドアといったカテゴリー関わらずアクションしていく。
我々が考えるSalomonの方向性です。
今後もこのような誰もが楽しめるようなイベントを開催していきますので楽しみにしておいてください!

開催リゾート: 高鷲スノーパーク
運営:SCENE
主催:Salomon

FW25-26 ニューモデルローンチングライブを
ご視聴いただきありがとうございました。
配信不具合のためご迷惑をおかけし
大変申し訳ございませんでした。

多くのサロモンファンの方はご存じだと
思いますが、昨年末でチームリーダーであり、
ブランドに多大な貢献をしてくれたSalomonを
中井孝治が卒業しました。

フランス本社含めSalomonは孝治に対して
感謝の気持ちしかありません。
今後の彼の活動を可能な限り応援したいです!

彼へのリスペクトの気持ちを込めて、
フランス本社と相談し特別に
HPS-Takaharu Nakai.EPを作製しました。

中井孝治を長年応援してくれているファンの
みなさまに感謝の気持ちを込めて、
抽選で1名様にプレゼントいたします。


キャンペーン概要

対象賞品HPS-Takaharu Nakai.EP 164㎝
*Special edition
申込資格・現在までに中井孝治プロデュースモデルを購入、所有されている方
・HPS-Takaharu Nakai.EPを大切に所有し使用してくれる方
応募期間2025年2月7日(金) ~ 2月14日(金)
申込条件S/PLUS会員(無料)のみご参加いただけます。
すでにS/PLUS会員、過去にオンラインストアでの会員である方は、メールアドレス、パスワードでログインください。
※未登録の場合は「アカウント作成する」より無料でアカウントが作成いただけます。
※ゲストではエントリーできません。
ご登録の前に迷惑メール防止の設定をされている場合は、あらかじめ解除をして頂くか、 下記2つのドメインを指定して受信できるように
設定をお願いします。
「@amersports.com」「@amersports.jp」

S/PLUS会員(無料)のみご参加いただけます。
すでにS/PLUS会員、過去にオンラインストアで会員になられたことがある方は、メールアドレス、パスワードでログインください。
 
※未登録の場合は「アカウント作成する」より無料でアカウントが作成いただけます。
※ゲストではエントリーできません。

#1-アンケートに答えてサロモングッズをGET!!

簡単なアンケートに答えた方の中から抽選で10名さまにSKI用バックパックをプレゼント!

キャンペーン期間
2025/3/31まで

当選者発表方法
・厳正な抽選の上、当選者の方へメールにてご連絡いたします。
・賞品は、4月中旬頃に発送予定です。
・お電話やメールでの当選結果のご質問にはお答えできませんので、ご了承ください。

#2- 2025/26 アルパインスキー・プロテクティブカタログ

1泊2日 至福のネイチャー・ライフスタイル特別体験

11月30日から12月1日の期間限定で、富士山麓にSalomon Lodgeが誕生。
S/PLUS会員様限定で、抽選で20名様に『1泊2日 至福のネイチャー・ライフスタイル特別体験』をプレゼントさせていただきました。

世界に誇る霊峰富士の麓で、1泊2日の最高のアウトドア体験を提供。
東京から約90分、総合エンターテインメント企業がプロデュースする富士山麓にひっそりと佇む普段公開されていないシークレットロッジが、11月30日(土)から12月1日(日)の2日間限定で「Salomon Lodge」と生まれ変わり、訪れる人々を至福のネイチャー・ライフスタイル体験へと導く。

都会の喧騒を離れ、富士山が生み出す大自然の中でのグラベルランや湖を望むトレイルラン、そして神秘の森「樹海」を楽しむ。
また、夜は富士山麓で育ったジビエや地産食材を中心に、西湖の湖畔のレストランにて「ゴ・エ・ミヨ」を3年連続受賞した一流シェフが提供するストーリーのある料理の数々を満喫する。宿泊はSalomon Lodgeで、自然の中で新たな仲間とともにゆったりとした時間を過ごす。

今までにない1泊2日の特別プログラムとなりました。富士山麓を五感で感じた2日間の様子を、どうぞお楽しみください。

― Day 1 ―

富士山には雲一つかからず、どこからでもきれいに見ることができるイベント日和。

午後12時半、参加者の皆様は富士山駅に集合。
富士山駅でバスに乗り込み、本日のイベントスタート地点富士北麓公園に移動します。

-Gravel Running-

富士北麓公園でシューズを受け取り、着替えを行います。
参加者の方も私も皆様はじめましてのメンバーなので、それぞれ自己紹介。
今回のイベントナビゲーター浦谷美帆選手による準備体操を行いイベントスタートです。

富士北麓公園~中ノ茶屋~馬返し(大文字小屋)まで行き中ノ茶屋に折り返す約9kmのルート。
富士北麓公園から中ノ茶屋までは緩い登りが続き、路面も落ち葉が敷き詰められたふかふか走りやすいトレイルです。

中ノ茶屋には2.5kmほどで到着。
中ノ茶屋は通常4月から10月の営業ですが、特別にオープンしてくださり一度休憩。水分と少しエネルギー補給を行い再度スタートです。
皆さんまだまだ体力はありそう。気温も止まると寒いですが動くとちょうどよく運動にはよい気温です。
中ノ茶屋は300年以上の歴史を持つお茶屋さん。ご当地の名物「吉田のうどん」の提供も行っており休日はうどん目当てにいらっしゃるお客様も多いようです。

そして、富士吉田にお住いの方は中ノ茶屋を起点に、「富士山より上」、「富士山より下」と呼ぶそうです。
富士山より上は死後の世界と考えられており、富士山から下山してくると生まれ変わるといわれていたことが影響しているそうです。

再び中ノ茶屋から3.5kmほど走ると馬返し(大文字小屋)に到着です。
先ほどのルートより少し傾斜がある道ですが、声を掛け合って楽しく走ることができました。スタート地点とはまた違った空気感・景色に癒され、はじめましての参加者の方同士も一緒に走ることで少しずつ距離が縮まっていきます。

馬返しは富士山の標高1450mに位置する富士登山の中継地点です。
馬返しは字の如く、「登山路で道が険しくなり、乗ってきた馬を帰して徒歩に変わる地点」とされてきました。
また、“四つ足”である馬は神聖な富士山へは登らせないとも考えられていました。

馬返しから再び中ノ茶屋に戻ります。登りはきつかったですが、下りは楽しいと最後は楽しみながら戻りました。
中ノ茶屋では富士山麓で作られたハーブティーをいただき、ほっこり。疲れも癒されます。

9kmのランを終え、いよいよ一般公開されていないこの日限りの宿泊場所「Salomon Lodge」に向かいます。

―Salomon Lodge―


普段は宿泊できない場所を、今回特別に「Salomon Lodge」とさせていただきました。

―Restaurant SAI-

グラベルランニングの後はお楽しみのディナーです。
西湖湖畔に佇む「Restaurant SAI」雄大な自然に囲まれた地ではぐくまれた食材を中心とした「奥・山梨料理」をご堪能いただきました。
その日に収穫できる食材を使った唯一無二のシェフお任せのコース料理。山梨産ワインや日本酒、クラフトジンなどをペアリングに取り入れ、シェフが繰り広げるストーリーを融合させた新たなエンターテイメント・ディナーとなりました。

―Salomon bar-

レストランで食事をお楽しみいただいた後はSalomon LodgeでSalomon barを開催。
本日行ったグラベルランニングやディナーのお話をしたり、皆様の交流の場になれたのではないでしょうか。

―Day2―

―Morning YOGA―

2日目の朝は浦谷選手による心地よいYogaからスタート。
前日に10kmほど走り・夜遅くまでbarを楽しみ疲労の溜まった体をほぐし、気持ちをスッキリさせることができる素敵なYoga。

とても冷えますが空気が気持ちよく、2日目も雲一つない空の下イベントがスタートしました。

「白い息が」

―JUKAI Walking & Gravel Running―

2日目はウォーキングとランニング2チームに分かれて開催。ここではランニングチームの様子をご紹介。
ランニングチームは宿泊先からバスで三湖台の麓へ移動し、三湖台~樹海~根場浜の約7kmのトレイルを走ります。

トレイルランニングは初めての方も多かったのですが、2日目にはすっかり慣れた様子で下りも登りも楽しみました。
三湖台に上がる途中のレストハウスで富士山がくっきり。

1日目の疲労もありましたが、登り切った先には絶景が待っていました。
三湖台という名の由来である「西湖・精進湖・本栖湖」を樹海とともに見下ろすことができる場所に到着!

後ろを振り返ると大きな富士山が。

三湖台を下り樹海に入ります。樹海に足を踏み入れると今までとは異なる空気を感じ、景色も一変しました。
苔が生えた木々や岩、凍った地面・大きな洞穴―
富士山の溶岩が流れ込み出来た樹海や洞穴は自然の大きさを感じました。

樹海を抜け根場浜に向かいます。

根場浜からはきれいに雪をかぶった美しい富士山が。
樹海ウォーキングチームと合流し、2日目のイベントも終了です。

ランニング・ディナー・サロモンバー・宿泊まであっという間の2日間でしたが、無事にイベントを終えることができました。

今回参加者の方はトレイルランニングは初めてという方が主で、トレイルランニングはもちろんのこと、5km以上走る、レストランでのディナー、富士山が初めてなど沢山の初めてがありワクワクした気持ちでご一緒させていただきました。

サロモンというブランドを知っていただくきっかけ、そして自然に触れるきっかけとなっていれば幸いです。
ご参加くださった皆様ありがとうございます。
来年以降もこのようなイベントを開催していきたいと思っておりますので、皆様のご参加お待ちしております。

今後のイベントの詳細  

サロモンイベントページ  

サロモンジャパンinstagram

サロモンストアinstagram

上記のいずれかからご確認ください。

S/PLUS について

今回のイベントは、サロモンのメンバーシッププログラム S/PLUSの1周年を記念したキャンペーンとして開催しました。

S/PLUSは、店舗・公式オンラインストア共通のメンバーシッププログラム。会員限定のイベントなど、様々な特典をご用意しております。さらに、S/PLUSメンバーは商品の購入、来店、サービスの利用でマイルが貯まり、年間累計獲得マイルに応じてS/PLUSランクがステージアップ。入会は完全無料です。

今すぐS/PLUSに登録をして、プレミアムなサロモン体験を。

今回利用したシューズ

DRX DEFY GRVL
ランニングはアスファルトが途切れたところで終わるわけではありません。Drx Defy Grvl は、舗装路から外れても走り続けられる軽量トレーニングシューズ。足を包み込むようなデザインで安定感がよく、適度なサポートをもたらします。オフロードの砂利道も恐れずに。

今回は、参加者の皆様にGRVL(グラベル)シューズを履いていただきました。
GRVL(グラベル)とは…グラベルトリップ What is Gravel Running?

オンロードもオフロードも1足で楽しめる、富士吉田のように町からすぐ山に行ける環境にぴったりな、トレイルシューズとランニングシューズの中間に位置する万能ロードシューズ。
程よくクッションがあり底はグリップ付き、雨の日の街ランや長い砂利道を歩くときなどトレランじゃない日にも履いていただけます。

参加者の方にも履いていただきロードはグリップが気にならず走ることができ、山の中ではグリップが効き滑らずに走ることができるというお声をいただきました。

DRX DEFY GRVL
男性用ランニングシューズ
DRX DEFY GRVL
女性用ランニングシューズ



板橋 黎華 / Reika Itabashi

・Salomon marketing team

社会人になりトレランを始め、休日はアルプス縦走、テント泊など山でのアクティビティーを楽しんでいる。

トレイルランニングのウェブメディア、DogsorCaravanを運営している岩佐幸一と申します。2024年11月に中国・浙江省臨海(リンハイ)市を訪れ、中国最大規模にして最も人気のあるトレイルランニングイベントといわれている「Tsaigu Trail」(柴古唐斯括苍越野賽)を取材しました。取材を通じて私が見た最新の中国トレイルランニング事情を前編と後編の2回にわたって紹介しています。

前編では、この大会の特徴や参加された選手の声に加えて、大会パートナーのサロモンが開催した企画「トレイルランニング・ショー」で日本と中国、韓国のトレイルランニングのカルチャーについて語り合った経験を紹介しました。後編ではハイレベルなレースを目の前で観戦し、その翌日に自ら25kmのレースに参加して感じたことをお伝えします。

趣向を凝らした演出、高いトレイルランニングへの関心、ハイレベルなレース

臨海市の歴史的な街並みが保存、活用されているエリア「台州府城」で選手受付やトークイベントが開催された金曜日は、終日台風による豪雨でした。そして台風が去った翌日の11月2日土曜日に105kmと50kmのレースが行われました。この日は台風一過の快晴となりましたが、前日までの大雨でコース上に危険な箇所があるためコースが一部変更されることに。元のコースに比べてトレイルのセクションが短く、ロードが長くなったことから、スピードが勝負を握るレースとなりました。前夜の大雨にもかかわらず、当日の朝には変更後のコースにしっかりコースマーキングがされており、大会運営スタッフの迅速な仕事ぶりが窺えます。

レースのスタート、フィニッシュとなるのは台州府城の南側の城壁にある興善門広場で、歴史的な建造物である城門を組み込んだ形でスタート・フィニッシュゲートが設営されています。大型のLEDスクリーンがゲート横のステージ上だけでなく、ゲートの前にも四方に向けて箱型に組まれたLEDスクリーンがあり、さらにゲートの表裏両面もLEDスクリーンとなっていて、さまざまな動画やアニメーションがリズミカルに動いています。トレイルランニングの大会でここまで惜しみなくデジタルサイネージを使った演出をしているのは初めて見ました。

スタートを待つ選手の真ん中からライブパフォーマンスで会場を盛り上げる。

ゲートの前のスタートを待つ選手たちが並んでいるエリアの真ん中には仮設のお立ち台が設けられています。ここから大会MCが選手に囲まれながら大会を盛り上げたり、ミュージシャンがギターを片手にシャウトしたり、ダンサーがドラムを叩きながら踊ったり、とスタートに向けてムードを盛り上げます。

スタートを待つ選手たちの頭上には数えられるだけでも6、7機のドローンカメラが飛んでいて、中には選手の頭上50センチほどを飛び回るものもあります。極め付けはスタートと同時にゲートの左右それぞれ20メートルほどに並べられた専用機材から3メートルの火花が噴き上がりました。世界広しといえどもトレイルランニングイベントでここまでの演出をする大会は他にないでしょう。ただ、むやみにお金をかけた派手な演出をしようというのではなく、冒険の旅に出発しようとする選手を激励し、冒険の主人公として送り出したいという熱意を感じました。

―50kmのレースをリードする上田瑠偉選手。

午前5時に105km、午前6時30分に50kmの選手のスタートを見送った後も驚きは続きます。この大会ではレースの上位を走る選手の様子をカメラが追うライブ配信が行われました。このライブ配信も、二つのレースの男女の上位選手がコース上で走る様子を、ほぼ切れ目なく高画質の生中継でカバーするという臨場感にあふれた優れた内容でした。驚かされたのは、WeChatの大会公式アカウントで配信されたこのライブ配信の同時視聴者数が、私が見ていただけでも最大で14万人近くに達していたことです。私はYouTubeで世界各地のトレイルランニング大会のライブ配信を見ていますが、世界的な人気大会であっても同時視聴者数は1万人を超えればかなり多い方です。中国が世界最大の人口を抱えることを考慮したとしても、トレイルランニングやTsaiguという大会が広く中国社会で注目を集めていることがわかります。

レースの結果は、50km男子で日本から参加した上田瑠偉選手が優勝しました。中国でよく知られたトップ選手に最後まで追われながらもリードを守り切った鮮やかな優勝は現地のメディアでも話題になりました。レースを終えた上田選手は握手や記念の写真撮影を求める人に囲まれる人気ぶりでした。50kmの女子ではサロモンアスリートの姚妙(ヤオ・ミャオ)選手が優勝。UTMBのCCCやOCCで優勝しているヤオ選手は、Tsaiguでは今回が4度目の優勝です。105kmのレースには日本のサロモンアスリート、板垣渚選手が参加し、男子29位でフィニッシュしました。

―中国のトップ選手を相手に、上田瑠偉選手が優勝。
 

―上田選手と50km女子優勝の姚妙(ヤオ・ミャオ)選手。

ちなみに、50km、105kmともに男子の上位4、5名の選手はITRAのパフォーマンスインデックスで900、同様に女子の上位4, 5名は105kmでは720、50kmでは700を超える実力の持ち主です。Tsaiguほど上位入賞する選手のレベルが高い大会は、世界を見渡しても片手で数えられるほどしかないでしょう。

―板垣渚選手は105kmのレースを完走。

【実際にレースを走ってみた】ハードなコースながら熱烈な応援やおもてなしがうれしい

二つのレースの翌日、日曜日には25kmのレースが行われました。私も中国のトレイルランニングとTsaiguの大会の魅力を体験するため、このレースに参加しました。

スタートとフィニッシュは前日の105km、50kmと同じ、興善門広場。午前9時にスタートすると道路を走ってから、台州府城の北側の山の稜線に沿って設けられている城壁へと階段で登るのですが、たくさんの地元の皆さんが応援していました。選手の通行のために封鎖された道路を渡る際にも、電動スクーターに跨って通過待ちをするたくさんの人たちが「加油!」(ジャーヨウ)と声援を送ってくれたり、箱にいっぱいのみかんを用意した農家のおじさんがランナーにみかんを勧めていたりと、臨海の地元の皆さんにトレイルランニングとTsaiguの大会が受け入れられていることを実感します。

―城壁への階段を登り切って振り返ると、たくさんの応援の人たちが集まっている様子が見えました。

しばらく走るとトレイルに入って行きます。コースではたくさんの大会スタッフ、ボランティアの皆さんが選手の様子を見守っていたのも印象的でした。コースの分岐だけでなく、少し足元が滑りやすいところ、山頂付近の段差の大きい岩場の登り下り、といった具合にランナーとしてちょっと気をつけた方がいいなと感じる場所では、必ず大会のスタッフさんが声をかけてくれました。

―急な登りが続いて、ここからは下り基調となるがテクニカルなアップダウンを繰り返す。

周りのランナーに目を向けると男性も女性も、サロモンをはじめとするトレイルランニング・ブランドのウェアやバックパック、シューズを身につけています。私は7年前に中国の別のトレイルランニング大会を取材した経験がありますが、その時の写真を見返すと選手の中にはビニール袋のようなポンチョを被っていたり、蛍光カラーのシャツやカーフガードを身につけている人も少なくありませんでした。今回とは場所も天気も違うので客観的に比較できませんが、当時と比べると選手の装備はすっかり洗練されたように感じます。

さて、私のレースは日差しのせいで大汗をかいたせいか、途中からは両脚の攣りですっかりペースダウンしてしまいました。やっとの思いで、最後の600メートルほどは台州府城の歴史的な街並みの間を駆け抜けます。コースの両脇にはびっしりと応援の人たちが並び、その間をすり抜けるようにしてフィニッシュ。UTMBを思い出させる晴れがましい演出ですが、大きな冒険を成し遂げた余韻に浸らせてくれました。

レース後は完走賞のベストなどを受け取った後に補給ができるスペースへと移動するのですが、そこでの食事の充実ぶりにまたびっくり。水やスポーツドリンク、フルーツやクッキーだけでなく、フライドポテトや唐揚げ、さまざまなトッピングを選び放題のお粥、温かい豆乳、春巻きや肉まんといった蒸し料理、お好み焼きのような薄いパンケーキ、といった食事をより取り見取りで選ぶことができます。こうした食事はテントの裏側に設けた仮設のキッチンで調理され、でき立てが提供されています。中国の食文化ではでき立ての温かい状態で提供するのが常識とは聞いていましたが、トレイルランニングの会場で実践するのは大変なことでしょう。思い起こせば、レース中のエイドステーションでも水やコーラと並んで、温かいスープが提供されていました。

―レース後の休憩エリアでは充実した食事が用意されていました。

―食事はテントの裏で調理され、でき立てで提供されます。

【まとめ】少々ハードルは高いけれど、まだ私たちが知らないトレイルランニングの魅力的な世界が中国には広がっている

以上、前編と後編の2回にわたってTsaigu Trailで私が経験した、中国のトレイルランニング事情を紹介しました。コロナ禍の外出制限や2021年5月に甘粛省で多数の選手が亡くなった事故により、中国のトレイルランニングコミュニティ、特に大会主催者には厳しい時期があったはずです。今回も、大会前後のセレモニーでの主催者のスピーチや、大会当日の多数のスタッフを手厚く配置した運営体制からは、選手の安全を最優先としていることがよくわかりました。しかし、逆境を跳ね返すかのように中国のトレイルランニングは勢いよく盛り上がっています。

日本のランナーにとっては中国のトレイルランニングイベントに参加するのはそう簡単ではありません。中国にはたくさんの大会がありますが、大会の情報やトレイルランニングのメディアは微信(WeChat)や小紅書(シャオホンシュー)といった中国独自のソーシャルメディアを中心に発信されています。中国国外からのエントリーも受け付けていますが、大会運営自体はほぼ中国語のみで運営されているのが現状です。中国での滞在については、AlipayやWeChatPayといった中国のバーコード決済が日本のクレジットカードと紐付けて使えるようになって便利になりましたが、地図アプリやライドシェアといったサービスは中国のサービスを中国語で使う必要があります。臨海の街では英語で話しかけてもほとんど通じませんでした。一方で、コロナ禍以降は日本から中国への渡航に際してのビザ免除の停止が続いていたことが日本人の中国旅行の障壁となっていましたが、11月30日からビザ免除が再開されるのは明るい材料です。

一般ランナーもエリート選手も、大会主催者もメディアも、これほどまでのトレイルランニングへの熱意を感じられるのは世界を探しても中国だけです。今回、サロモンが国境を越えたトレイルランニングカルチャーの共有を呼びかけたことに、これから私も日本のトレイルランニングメディアの一つとして応えていきたいと考えています。

中国のトレイルランニング人気の高さはよくわかっているつもりでしたが、7年ぶりに訪れてその熱さに圧倒されました。

こんにちは。トレイルランニングのウェブメディア、DogsorCaravanを運営している岩佐幸一と申します。2024年11月に中国・浙江省で開催された、中国最大規模にして最も人気が高いといわれているトレイルランニングイベントにお招きいただきました。今回は私が見た最新の中国トレイルランニング事情を前編と後編の2回にわたって紹介します。

中国最大級にして、トレイルランナーなら一度は出てみたいという「Tsaigu Trail」

訪れたのは上海の郊外にある臨海(リンハイ)という町です。現在の浙江省の南部にあたる台州(タイジョウ)という地域の中心地として古くから栄えた歴史を持ちます。この町を外敵と水害から守るために4世紀から築造された城壁をもつ町並みは「台州府城」と呼ばれ、現在では中国政府から最上級の国家観光地に指定されると同時に、重要な文化資産として保護されています。

―選手はフィニッシュまで最後の600mは台州府城の歴史的街並みの中を走る。

日本から訪れる私たちは上海の浦東国際空港から臨海に向かいます。地図上では上海のすぐ南側に位置しているように見えるのですが、実際は300km以上離れており、車での移動時間はおよそ4時間。到着した臨海は高層ビルや巨大なショッピングセンター、ネオンサインが鮮やかな飲食店が立ち並ぶ近代都市で、古い街並みの観光地を想像していた私たちを驚かせます。景観が保護されている台州府城の東側に新市街が広がっており、臨海市全体では人口が120万人に達するとのこと。中国のスケールの大きさを実感します。

臨海は中国にたくさんある地方都市の一つですが、中国国内のトレイルランニングのコミュニティの間では誰もがその名を知り、一度は走りたいと憧れる大会が開催される特別な町です。その大会の名は「Tsaigu Trail」(柴古唐斯括苍越野賽)。2015年に57kmのコースを113人が完走して始まったこの大会は、2017年にサロモンのインターナショナル・エリートアスリートが参加した頃から(ちなみにこの年の95kmの部で丹羽薫選手が優勝しています)、中国におけるトレイルランニングの人気の高まりとともに大会として大きく成長します。今年の大会には105km、50km、25kmの三つのカテゴリーのレースに合わせて14,400人の参加申し込みがあり、抽選で選ばれた3,450人が参加しました。これは中国でも有数の大会規模であり、トレイルランニングの大会では最も人気の高いものの一つなのだそうです。

―フランスから参加したサロモンアスリートのフランソワ・デンヌをはじめ、海外からのゲストを招いたレセプションが行われた。

Tsaiguが注目されるもう一つの特徴として、その競技レベルの高さが挙げられます。中国でのトレイルランニング人気の高まりとともに、各地で開催される大会は優勝選手への賞金制度を設けるようになります。この賞金が才能ある選手がプロのトレイルランニング・アスリートとなる後押しをします。Tsaiguは中国で最も充実した賞金制度を設けていることから(今年の大会で105kmの男女それぞれの優勝選手へ日本円で約86万円、約740万円の賞金を贈っています)、この大会は中国のトップ選手による頂上決戦として、そしてプロ選手を目指す若手選手の登竜門として注目されるようになりました。

しかし、賞金だけで一般ランナーも含めた大会の人気を高めることはできません。Tsaiguが人気を集める理由の一つは、台州府城の歴史的な街並みを上手く活かして選手や観衆の気持ちを高揚させ、感動へつなげる演出に力を入れていること。もう一つは、選手受付からスタート、コース誘導、エイドステーション、フィニッシュまで数多くのスタッフやボランティアによる手厚い体制でレースが運営されていることから、全ての参加選手の満足度が高いこと。詳しくは次回の後編で紹介しますが、この二つに人気の秘密があるようです。

大会会場で出会った羅光平(ロ・グァンピン)さんはIT関係の仕事をしている45歳の男性。今回が初めてのTsaiguへの参加です。「最初はマラソンをしていましたが、昨年からトレイルランニングを始めました。この大会はコースがとてもやりがいがあるし、主催者がとてもしっかりしていると仲間から聞いていたので、ぜひ走りたいと思っていました。」と話します。52歳女性の高素麗(コウ・ソリ)さんは女性のランニング仲間とTsaiguにやってきました。トレイルランニングを始めた理由を尋ねると「山が好きで、走っていると癒されます。明日の105kmはケガなく安全第一で走ります。」を笑顔で答えてくれました。

ちなみにこの大会の中国語名「柴古唐斯」(チャイクータンスー)を中国語の辞書で調べても、地図で探しても見つけることはできません。この言葉は大会が開催される台州地方の古い方言で「お前を殴る」という意味なのだそうです。この大会はガツンと殴られる覚悟で参加しなくてはいけないほど厳しいコースが待ち受けている、ということなのでしょう。それほど難しい挑戦であることも、人気の理由の一つなのかもしれません。

中国、日本、韓国のトレイルランニング・カルチャーを語り合うという新鮮な経験

サロモンはTsaiguのパートナーとして大会を支えてきましたが、今年の大会会場では「トレイルランニングのカルチャーを考える」という企画「トレイルランニング・ショー」を開催しました。中国を代表するイベントであるTsaiguをきっかけにして、アジアパシフィック諸国のトレイルランニングコミュニティを繋げようというのがその趣旨です。大会会場の目の前にあるカフェを借り、その中庭にはアジアパシフィック地域の各国のトレイルランニングの代表的なイベントや最近のトレンドを紹介する写真やパネルが展示されていました。大会に参加する選手の皆さんが無料チケットでコーヒーを楽しみながら、そこで日本をはじめとする各国のトレイルランニングについて想いをはせていました。

―「トレイルランニング・ショー」の会場ではアジア各国のトレイルランニングについての展示も。

この企画の一環として各国のトレイルランニングのカルチャーについて、事情を紹介し合いながら語り合うというトークイベント、続いて中国で人気のポッドキャストの収録が行われました。これに日本のトレイルランニングメディアとして参加してお話しするというのが、今回の私のミッションの一つでした。

―トークイベントでは聴衆を前に筆者が日本のトレイルランニングカルチャーを紹介。

中国、日本、韓国のメディアやトレイルランニングコミュニティからパネリストを集めたトークセッションには台風で大雨にもかかわらず、たくさんの方が聞きにきてくれました。話題としては、トレイルランニングにおいても、ソーシャルメディアが大会やブランド、アスリートやインフルエンサーの主要なコミュニケーションのツールになっており、意見の形成や情報の拡散に大きな役割を果たしている点は、どこも共通していました。一方、中国についての話題では中国の中央部の位置する西安で秦嶺山脈でのトレイルランニングのコミュニティで、トレイルを保護する活動や、若い世代に山を安全に楽しむための知識や経験を提供しているという経験が印象に残りました。プロ選手が人気を集めるなどトレイルランニングが過熱気味の中国において、トレイルランニングを安全に自然環境を守りながら楽しもうという訴えることは、難しいでしょうが大事なことです。一方、韓国では日本と比べて20代や女性のランナーがトレイルランニングイベントに目立つことが話題になりました。これについては、主催者が初心者が安心して参加できるコースを設定したり、パーティのような雰囲気を作って会場に来ること自体を楽しめるようにしているとのこと。韓国では女性が大会の総責任者であることも少なくないそうです。

―続くポッドキャスト収録では、さらに突っ込んだ議論が交わされた。

今回のトークイベントは決して大規模ではありませんでしたが、私にとってアジアの各国のそれぞれの事情を紹介し合うのは新鮮な経験でした。トレイルランニングに限ったことではありませんが、アジア各国はそれぞれに大きなコミュニティが存在しながらも、主流となるソーシャルメディアが各国で異なるなど、国境を越えた情報収集や交流にはハードルが付きまといます。このハードルを越えようとするサロモンの試みが、これからも続くことに期待したいと思います。

―大会前日は大雨の中、多くの皆さんがサロモンのブースを訪れていました。

次回の後編では競技レベルが高いことに加えて、演出にも力が入っているレース本番、地元の皆さんに愛され、多くのボランティアに支えられる大会で経験したおもてなしを紹介します。お楽しみに!

RuntripとS/PLUS IDの連携がスタートし、「ランニングマイル」を貯められるようになりました!
ID連携をすると、Runtripを使って1㎞走るごとにサロモンのメンバーシップ「S/PLUS」のマイルが10マイル付与されます。

S/PLUSでは、貯まったマイルに応じてメンバーシップのステージが変動。さらに、貯まったマイルはサロモンのストアで使えるクーポンに交換ができたり、ステージが上がるにつれて送料がお得になるなど、嬉しい特典が盛りだくさんです。

ランナーはもちろん、これから走り出す方も、ID連携をしてランニングマイルを楽しみましょう!


―クロスカントリースキーからトレイルランニングへ。U23期待の星、世界へ羽ばたく―

世界各国で盛り上がりを見せるGOLDEN TRAIL SERIES。 世界中のトップアスリートが競うトレイルランニングのワールドシリーズです。 「ワールドシリーズ」 と国別対抗戦 「ナショナルシリーズ」 の2つのシリーズで構成されており、 今年はワールドシリーズの初戦が日本で初めて開催されてシリーズ戦が開幕し、 海外トップアスリートの走りが大きな注目を集めました。

「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 (以下、 GTNSジャパン)では、 シリーズ2戦(中央アルプス・野沢温泉)とナショナルファイナル1戦(白馬)の合計3戦で開催されました。 2024年10月開催のグランドファイナルに出場できるのは、 総合ポイントランキング男女上位2名と23歳以下の男女1名(U23)。 2024年9月8日に行われたシリーズ最終戦 「白馬国際クラシック」 の28kmでは、 ハイレベルなトップ争いが繰り広げられました。

前日までの曇天のち雨の予報は大きく外れ、 朝から初秋と思えない蒸し暑さ。 それにも関わらずトップは序盤から高速展開が繰り広げられました。「男子2位!」 会場に響き渡る
MCの声と共にトップからわずか4分もたたないうちにフィニッシュテープを大きく掲げて笑顔を魅せたのは、 22歳の若きエース松本祥汰選手でした。

U23最初で最後の年、 優勝で飾りたかった最終戦


2024年から、 GTNSジャパンでは23歳以下の男女1位が選出されるU23のカテゴリーが設けられました。 若手選手の育成と世界への挑戦を支える重要な存在。そのカテゴリーで圧倒的な強さを誇るのが、 松本祥汰選手。小学生から大学時代までクロスカントリースキー競技に打ち込んできた経験を持ち、 昨年引退してトレイルランナーとして本格的に活動を始めたという彼。もともとクロスカントリースキーのためのオフシーズンのトレーニングとしてトレイルランニングも並行しており、 キャリアは10年以上。

「ちょうど運良くU23の枠ができたのですが、 今年が最後ですね」

U23のカテゴリー対象ですが、 今年23歳になる彼はこれがU23最初で最後の年。でも、そんなことはもはや関係ないようにも思えます。なぜなら他のトップ争いをしている選手等は男子ソロで競っているわけですが、 ファイナルで彼は男子総合2位に付けたのです。実は、 第二戦の野沢温泉でも、 吉野大和選手に次いで2位でした。

「吉野選手はいつも自分の前にいるので、 いつかは追い抜きたいですね」

最後の最後まで、 吉野選手の背中を追い続けた松本選手。あと一歩、あともう一歩届かなかったものの、その差はわずか4分ほどでした。

「白馬岩岳を下りたところでは見えなかったのですが、 長いロードで姿が見えました。ロードが苦手なので、まさかロードでは見えないだろうと思っていたのが意外と走れていたようで。約1分差を維持しながらしっかり走れたのは良かったですね」

クロスカントリースキーで培った登坂力が強み、 課題は走れる区間

苦手を克服すべく、最終戦にむけてロードの練習をしてきたという松本選手。スキーに費やしてきた学生時代。スピード練習などほとんど経験がないなかで、 嫌々ながらもトラックでも練習を積んできた努力が実を結んだといいます。

「(急峻な山も特徴ですが)ロード区間が長いコースなので、そこで離されるかもしれないと思っていました。でも、意外と差を維持できたのはしっかり練習を積んで来られたからだと思います。 登りが得意なので、自分の得意を活かして八方の登りで追いつけるかなと思ったのですが、吉野選手がこちらをたまに振り返るのが見えるんですよ。ヤバいと感じたのか明らかにスピードが上がって全然追いつけませんでした。私にとってゲレンデは滑るところなので(笑)、八方も何度も滑っているスキー場なのにそれを登るというのは精神的にキツかったですね」

急峻な下りも得意ながら、登りで消耗してあまりいい走りができなかったと反省の色も見せました。

「今回はせっかくだから優勝してグランドファイナルに行きたいという気持ちはありました。野沢も今回も、フラットなロードと走れる下りで吉野選手に離されてしまったんです。 海外選手も走れる区間はかなり飛ばすので、グランドファイナルまでの1ヶ月はそこを重点的に強化していきたいですね」

トレイルランニングの本場で、どのくらい世界との差を埋められるか

グランドファイナルの舞台は、スイス南部のアスコーナ・ロカルノ地方。トレイルランニングの真髄が感じられるヨーロッパアルプスで、雄大な山々に囲まれて、各国のエリートアスリート達と競い合うことになります。

「何度かヨーロッパの山を走ったことがありますが、日本では味わえないテクニカルさで、時には本当に危ないと思うようなところも走ります。ヨーロッパの選手達は頭のネジが飛んでいるかのように突っ込んでいくので、自分もネジを外して頑張っていきたいと思います。4月のKOBE TRAILでは26位だったので、まずは20位以内を目指したいですね」

今日のレースの満足度を点数にするなら、82点との答え。側から見れば、100点満点の走り。その理由を問うと “朝ごはんを食べすぎちゃって” と思いも寄らない返答(朝食を食べ過ぎてスタート直後に胃が痛かったのだそう。)アスリートの姿から一転、少年のような表情を見せてくれました。

「子供達にとって、日本国内でトレイルランニングに出会う・触れ合う機会はまだそう多くないと思います。私は(クロスカントリーやオフシーズンの山でのトレーニングなど)この環境に生まれたおかげで素晴らしいスポーツに出会うことができました。私が若手で頑張ることによって、その姿を小さい子供たちに見てみてもらい、やってみたい!と思ってくれたら嬉しいですね。GTNSのU23にもチャレンジして欲しい。そのためにもこれからもこの競技を続けていきたいと思います」

レース直後ながら、 終始笑顔で話してくれた松本選手。若手ながらこれまでのキャリア、実力の基盤があるのはもちろんのこと、まだまだ成長が期待されています。これからの更なる活躍が楽しみです。

撮影 : UNKNOWN FILMMAKER
Photo : みついしんたろう
Video : 尾崎 紘太朗・山脇竜馬(video Editing)
Text : 中島英摩

松本祥太選手を支えるサロモンのトレイルランニング・アイテム

―このシューズ(S/LAB Genesis)を選んだ理由は?

「国内外でウルトラディスタンス向けとして人気のシューズなのですが、トップアスリート向けに開発されているS/LABシリーズなだけあってフィット感が良く、しっかり反発もあるのでスピードが出るんです。 それでいて、ヒール部分にあるシャーシというプレートが足を守ってくれます。ショートレンジ向けのシューズに比べると、スピードや接地感は劣りますが、後半疲れたときにスピード系のシューズでは着地が不安定になりやすい。脚が終わってきた時でも安定感があるぶん攻め続けられるので、後半の失速を防ぐとためにもこのモデルを選択しました」

―ウエアのこだわりは?

「今日の天気は、特に暑さは感じませんでした。SENSE Aero シングレットを着用していたのですが、カラーも白なので水を浴びると、もう裸みたいですよね(笑)スピードを出して風を切って走って空気冷却できていたのかもしれません」



松本祥太選手を支えるサロモンのアイテム

S/LAB GENESIS

レースの向こう側を目指して。S/LAB Genesis は、コンペティションへのこだわりから解放されて、自己最高記録よりも共有経験を積み重ね、数値ではなくアドベンチャーとして距離を語れるような、トレイルランニングの新しいアプローチを提案します。もちろん、レース仕様の抜群のグリップと優れた保護力、快適さを備えています。

SENSE AERO

次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。Salomon の男性用 SENSE Aero シングレットが、ダイナミックなライン、超軽量素材、強化された通気性を特徴としているのはそのためです。搭載の 37.5® Technology と Ionic+® Botanical 抗菌技術が、体温をちょうど適度に保ち、フレッシュな着心地を持続させます。※松本選手着用のGRAPHIC/ホワイトのカラーは現在お取り扱いがございません

SENSE AERO 5″

男性用 SENSE AERO 5”(13cm)ショーツは、ハイスピードに威力を発揮。トレイルからインスパイアされたミニマルな機能、当社ベストセラーの汎用性の高いインシーム、軽い適度なカバレッジが、動きを妨げることなくあらゆる路面でハイスピードをキープします。

SENSE AERO CAP

次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。ユニセックスの SENSE Aero キャップが、軽量ストレッチウーブン素材と、通気性に優れたオープンウィーブの 4 ウェイストレッチ Aerotech パネルで作られているのはそのためです。大胆なカラーブロックと Salomon のブランドロゴも魅力です。

S/LAB ULTRA 10

ウルトラランニングのための最高の性能基準をも上回るよう設計された S/LAB Ultra 10 は、身に着けていることを忘れてしまうほどの軽さと快適さが特長。François d’Haene にインスパイアされ、彼との共同開発により誕生したウルトラレース専用のこのベストは、Salomon 最軽量の製品。必需品や大容量ハイドレーションフラスクを収納できるアクセスしやすい収納ポケットを多数備えています。

S/LAB ULTRA CREW

S/LAB ULTRA ソックスは、ウルトラレースに特化した機能を多数搭載しています。S/LAB ULTRA シューズと完璧にマッチするこのソックスは、長距離および変化するコンディションに対応。通気性に優れ、足にぴったりフィットしてシワを最小限に抑えるとともに、滑りにくく、かつ摩擦を軽減するシリコンバンドを前足部に使用しています。

ACTIVE

ミニマルなデザインと調節可能なソフトストラップ、幅広のキャップが特長の ACTIVE ハンドヘルド。飲みやすく、こぼれにくいうえ、飲むと圧縮されるので、走行中も水が跳ねたり揺れることがありません。これさえあれば、ランニングに必要な水分補給を十分に確保できます。


松本祥太

小学校から大学までクロスカントリースキー競技に取り組み、オフシーズンのトレーニングとして、地元群馬や長野県の山々を走っていました。春夏はトレイルランナー、秋冬はクロスカントリースキーヤーとして各大会に出場。本年度クロスカントリースキーを引退し、トレイルランナーとして活動を始めます。

2022年
スカイランニング関東選手権 優勝
スカイランニング日本選手権 優勝

2023年
The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 2位
2023ユーススカイランニング世界選手権 7位
2024 経ヶ岳バーティカルリミット 優勝

―GTNS2024で完全優勝を果たした吉野大和選手の飽くなき挑戦―

何においても連戦連勝、 完全制覇がどれだけ難しいことか。 シーズンを通してコンディションを維持し、 何度も的確にピーキングを行うことがいかに難しいか想像に容易いでしょう。 アスリートの一戦にかける心身のパワーは尋常ではありません。 メンタル、 フィジカル、 どちらも強く、 絶えず闘志を燃やし続けることが必要です。 そんな偉業を成し遂げたのが、 2024年の 「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 で完全優勝を果たした吉野大和選手です。

世界各国で盛り上がりを見せるGOLDEN TRAIL SERIESは、 世界中のトップアスリートが競うトレイルランニングのワールドシリーズ。 「ワールドシリーズ」 と国別対抗戦 「ナショナルシリーズ」 の2つのシリーズで構成されており、 今年はワールドシリーズの初戦が日本で初めて開催されてシリーズ戦が開幕し、 海外トップアスリートの走りが大きな注目を集めました。

2022年に誕生した 「ゴールデントレイルナショナルシリーズ ジャパン」 は今年で3年目。
シリーズ2戦(中央アルプス・野沢温泉)とナショナルファイナル1戦(白馬)の合計3戦で開催され、 総合ポイントランキング男女上位2名と23歳以下の男女1名(U23)が2024年10月開催の 「ゴールデントレイルナショナルシリーズグランドファイナル」 へ出場できるというルール。 2024年9月8日に開催された白馬国際クラシック28kmでは、 最後のポイント獲得を目指すアスリートたちのハイレベルなトップ争いが繰り広げられました。 そして、 みごと3戦全勝を飾り、 2年ぶりに 「ゴールデントレイルナショナルシリーズグランドファイナル」 の切符を手にした吉野選手にお話を聞きました。

トップを守り抜いた王者、 そのすぐ後ろに迫った若きライバルの存在

序盤から先頭で飛び出し、 前半の山場である岩岳山をトップで駆け下りてきた吉野選手。後半に待ち構える白馬八方尾根スキー場までのロードも1位を譲らず黒菱平までリフト3本分の激登りに入ります。 それに追従したのは甲斐大貴選手。 まもなく松本祥汰選手。 黒菱平までの登りで松本選手が甲斐選手を交わし、 吉野選手の背中を捉えます。 その差、 約1分でした。

「フィニッシュ直後は、 優勝できた安堵の気持ちと、 出し切った思いでいっぱいでした」

やや険しい表情でフィニッシュテープを切り、 そのまま座り込んだ吉野選手。 数分後そこへ駆け込んできたのは、 松本祥汰選手でした。 その差はわずか4分42秒。 最後の山場である白馬八方尾根スキー場では、上りでも下りでも後ろに迫る松本選手を脅威に感じたと言います。

「サロモンに加入させていただいて、 やはりサロモンの顔として活躍したいと思っているので、 プレッシャーはありつつもどんな大会も必ず優勝を目指すと心に決めています。 優勝できたものの、 苦手なところや課題が見えてきたので、 もっと出し惜しみせずに攻めたり、 克服したりできる部分があったんじゃないかなと思います。 松本くんは力強くて勢いある若手です。 彼がずっと一定の距離でずっと後ろについているのはわかっていました。
最後のゲレンデもかなり近い位置で見えたので多分詰められていたんじゃないでしょうか。 最後まで逃げ切ってやろう!という気持ちで走り抜きました。 レース中はライバルですが、 ワンツーフィニッシュで一緒に海外に行けることになったのは嬉しいですね。 彼の活躍で自分も頑張れるというか、 すごく刺激をもらっています」

今は世界に遠く及ばなくとも、 一意専心で挑戦し続ける先に成長と希望がある

吉野選手は2022年にもグランドファイナルへ出場しています。 しかし、 現地に着いたその夜に発熱するトラブルに見舞われました。 走るだけで精一杯だったという悔しい思い出から2年、 再び挑戦権を得ました。

「各シリーズ戦をすべて全力で頑張るのはもちろんですが、 2022年は不甲斐ない結果で終わり、 さらに去年は怪我でシーズンを棒に振ってしまったので、 今年は特にこのシリーズにかける思いが強かったです。 まずは1ヶ月後のグランドファイナルまでにさらに力をつけ、 しっかり体調管理をして、 ベストな状態でスタートラインに立てるように心がけたいです」

吉野選手の海外レース経験は5戦ほど。 他国へ行けば全く違う環境に晒され、 そこで戦わなければなりません。 グランドファイナルはスイス南部。 ヨーロッパは、 山の地形や路面が全く日本と違うため、 現地や近隣国の選手がその環境で育ってきているアドバンテージは大きく、 日本からちょっと行ったぐらいでは適応できない、 まだ全然歯が立たないと感じている彼。 世界の壁ははるかに高いとわかった上で再び挑む、 グランドファイナル。 どう戦うのでしょうか。

「もちろん、 いつか世界の舞台で表彰台に立つ大きな目標はありますが、 世界と戦うとなるとレベルはもちろん高いですし、 実際はまだかなり力が及ばないと肌で感じています。 でも、 技術面は及ばなくとも他の選手が暑さでバテているところを自分はうまく補給で乗り越えるというように、 いろいろなテクニックを駆使して、 何とかうまく上位に絡められたらと思っています。 今年も変わらず 『挑戦者』 として力試しすることになりますが、 海外のエリート選手が集まる場で、 世界の技術やテクニックを目の当たりにして少しでも吸収・インプットして、 今後のレースに生かしたいと思います。 どんな距離でもどんな大会でも、 どんどん挑んでいかないことには何も始まらない。 挑戦し続けることが重要だと思っています」

何か一つでも吸収し、 自分のものにする。 そうやって経験を重ね続け、 いつか自分の本当の最大パフォーマンスを引き出すことができた時、 今は届かぬ 「大きな夢」 に手を伸ばして掴みとる日が来るかもしれない。 「それも、 あり得ないことではないのかな」 とはにかんだ吉野選手。 王者の希望に満ちた目は、 ファイナルを終えたその瞬間からすでに世界を見ているのでしょう。

撮影 : UNKNOWN FILMMAKER
Photo : みついしんたろう
Video : 尾崎 紘太朗・山脇竜馬(video Editing)
Text : 中島英摩

吉野大和選手を支えるサロモンのトレイルランニング・アイテム

―このシューズを選んだ理由は?

「今シーズンは全てS/LAB PULSAR 3を履いています。 足馴染みがよく、 ショートからミドルまでの距離であれば、 ふかふかな路面でも硬い岩場でも、 ドロドロなトレイルでもしっかりグリップしてくれます。 距離、 地形、 サーフェイスを選ばないシューズなので、 これ一択です。 一般ランナーで、 このレースで記録を狙いたい、 少しでも速く走りたいという人はS/LABのエリートモデルにチャレンジしてみても良いと思います」

―雨予報から一転、 暑いレースになりましたが、 ウエアのセレクトはどうでしたか。

「僕はノースリーブが好きなので、 風通しが良く速乾性のあるノースリーブとタイツの組み合わせにしました。 ランニングショーツに比べてタイツの方が身体にフィットして、 ダイレクトに動きが感じられるので、 レースでは何年もタイツで走っています。 最近はキャップを被ることで、 集中できるので気に入っています」



吉野大和選手を支えるサロモンのアイテム

S/LAB PULSAR 3

S/LAB Pulsar 3 は、短距離の激しいトレイルレースで高速の走りを実現します。軽量でダイナミック、かつクッション性に優れたこのシューズは、不確かな地面をどんなに速く走っても、最適なグリップと正確な足運びを可能にします。足の動きに合わせてフィットする革新的なアッパーデザインとレーシングシステムの快適な履き心地も魅力です。

SENSE AERO

次のゴールを目指す。タイムを縮める。ペースを保つ。全力で何かに立ち向かう人にとって、あらゆる要素が決め手となります。Salomon の男性用 SENSE Aero シングレットが、ダイナミックなライン、超軽量素材、強化された通気性を特徴としているのはそのためです。搭載の 37.5® Technology と Ionic+® Botanical 抗菌技術が、体温をちょうど適度に保ち、フレッシュな着心地を持続させます。

CROSS RUN

適度な筋肉サポート、伸縮性、多彩な収納機能が特徴の男性用 CROSS RUN 9(22.9cm)は、寒い日のランニングでもインターバルセッションのウォーミングアップでも、快適な走りに必要なすべてを備えたタイツ。素材にはリサイクルポリエステルを使用しています。

CROSS

CROSS は、日よけや雨よけとして活躍する頼りになるランニングキャップ。リサイクル素材は速乾性があるだけでなく、かぶっていることを忘れてしまうほどの軽さです。

S/LAB PULSAR 3

S/LAB Pulsar 3 は、ショートランの水分補給に最適な軽量でシンプルなベスト。250ml ソフトフラスクが付属した 2 つのフロントポケット、バックに 500ml フラスクやジャケットが入るハイブリッドポケットなど、さまざまなニーズに対応します。SensiFit™ と Quick link で体にぴたりと密着し、安定感抜群です。


吉野大和

高校卒業後、競技から離れるもトレイルランニングと出会い再び走り始める。
現在は群馬県を拠点に全国の様々な大会へ参加しています。また、自身でイベントを開催したりトレイルランニングの普及活動にも力を入れています。

2022年 日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP 優勝
2023年 ハセツネ30K 準優勝
2024年 ハセツネ30k 準優勝
2024年 トレニックワールドin彩の国 100k 優勝